2008年に日本の新国立劇場と韓国の芸術の殿堂(ソウル・アート・センター)のコラボレーションで製作され、日本の演劇賞を総なめにした伝説の同名舞台の映画化となる『焼肉ドラゴン』が、6月22日に公開となる。このほど、焼肉屋を舞台にした本作にちなみ、肉の名店が集結した日本最大級の肉のテーマパーク「渋谷肉横丁」とのタイアップが決定した。
本作の舞台となるのは、万国博覧会が催された高度経済成長期の真っ只中の1970年代。関西の地方都市の一角でちいさな焼肉店を営み、故郷を奪われた6人の家族が時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を、ユーモアを織り交ぜながら描く。メガホンをとるのは、舞台でも作・演出を務め、朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞した鄭義信。映画界では『月はどっちに出ている』『血と骨』などで脚本家としても名高く、演劇界では「たとえば野に咲く花のように」や「パーマ屋スミレ」などの脚本と演出を手掛けている。
出演は、長女・静花役に真木よう子、次女・梨花役に井上真央、三女・美花役に桜庭ななみが揃い、静花への思いを秘めたまま梨花と結婚する男性・哲男に大泉洋、美花と秘めた恋を繰り広げる男・長谷川豊役に大谷亮平など、日本映画界を代表する豪華キャストが集結。さらに、静花に熱烈なアプローチをする男性にハン・ドンギュ、「焼肉ドラゴン」の常連客にイム・ヒチョル、宇野祥平、長男で末っ子の時生役に大江晋平ら実力派俳優たち、そしてキム・サンホ、イ・ジョンウンら韓国の名優が脇を固める。
本タイアップでは、渋谷肉横丁にて豪華景品が当たるスタンプラリーを実施するほか、映画からインスパイアを受けた絶品お肉料理が多数登場。さらに、本作の世界観を再現した限定店舗「焼肉ドラゴン」が期間限定でオープンする。
タイアップ内容詳細
■スタンプラリーで『焼肉ドラゴン』豪華景品ゲット
応募期間:5月23日(水)~6月21日(木)
■期間限定オリジナルメニュー販売
■期間限定店舗「焼肉ドラゴン」オープン
実施場所:渋谷肉横丁3F 極肉亭まつざか & 肉 CHIKA
実施期間:5月23日(水)~7月22日(日)
詳細:「渋谷肉横丁」HP:http://shibuyayokocho.com/
『焼肉ドラゴン』公式サイト:http://yakinikudragon.com
『焼肉ドラゴン』
6月22日(金)より全国公開
監督・原作・脚本:鄭義信
出演:真木よう子 井上真央 大泉洋 桜庭ななみ 大谷亮平 ハン・ドンギュ イム・ヒチョル 大江晋平 宇野祥平 根岸季衣
配給:KADOKAWA ファントム・フィルム
【ストーリー】 万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕…。つらい過去は決して消えないけれど、毎日懸命に働き、家族はいつも明るく、ささいなことで泣いたり笑ったり。店の中は、静花の幼馴染・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも大賑わい。“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる―”それが龍吉のいつもの口癖だ。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。
Ⓒ 2018「焼肉ドラゴン」製作委員会