「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」というタイトルで、2010年「Yahoo!知恵袋」に投稿された質問はたちまち話題を呼び、ボーカロイド曲に派生したのち翌年にはコミックエッセイ化。一大ブームを創り上げた伝説の投稿が、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』として実写映画化され、6月8日より全国ロードショーとなる。このほど、本作とチャットモンチーの主題歌「I Laugh You」がコラボしたミュージックビデオが公開された。
本作で、妻のちえを演じるのは、榮倉奈々。劇中では、15パターンもの“死んだふり”を全⾝全霊で披露し、なんともキュートで愛おしく、ぶっ飛んでいそうで地に⾜ついた素敵な⼥性を演じる。夫のじゅんには、安田顕。夫の⼾惑いや変化を丁寧に表現し、凸凹だけれど、ふたりでいるとしっくりくる…そんな愛らしい夫婦像を絶妙なコンビネーションで生み出した。さらに大⾕亮平、野々すみ花などユニークなキャストが集結した。
公開されたミュージックビデオでは、チャットモンチーの橋本絵莉子がレコーディングスタジオのドアを開けると福岡晃子がワニに喰われて“死んだふり”をしている場面から始まる。本作と主題歌を担当したチャットモンチーとは、純粋で真っ直ぐな想いを清々しく聞かせる彼⼥たちの楽曲のもつ雰囲気が、ちえ(榮倉)とじゅん(安田)の不器⽤だけれども互いを想い合う関係性と、映画の幸せの詰まった優しい世界観にぴったりだとして楽曲タイアップが実現した。主題歌「I Laugh You」の「別にふざけてるわけじゃない・・・愛する君 自由な君」という歌詞と、軽やかなメロディが、映像の夫婦の穏やかな日常、ふたりで分けあうアイス最中、公園で語り合うふたりの姿とあわさって、そんな優しい世界観をしみじみ感じさせる仕上がりだ。最後は、チャットモンチーのふたりがワニに喰われて“死んだふり”。彼⼥たちなりの“死んだふり”が詰まった、ハートフルなMVに仕上がっている。また本日より、主題歌「I Laugh You」の楽曲も配信スタート。なんとジャケット画像には、原作コミックエッセイ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の漫画を手掛けるichida(イチダ)描きおろしによる、チャットモンチー二人の頭に矢が刺さっているなんともシュールでインパクトのあるイラストが使⽤されている。
『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
6月8日(金) ロードショー
監督:李闘⼠男
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
脚本:坪田⽂
主題歌:チャットモンチー「I Laugh You」(キューンミュージック)
出演:榮倉奈々 安田顕 大⾕亮平 野々すみ花
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、⽞関で妻のちえが口から血を流して倒れていた!動転するじゅんだが、「ククク…」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ…次第にエスカレートしていく“死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。ちえの謎の⾏動には、“秘密”があった。
(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会