A.B.C-Zの塚田僚一の映画初主演作であり、アクロバティックな舞台で観客を魅了するジャニーズJr.の人気グループ、Snow Manのメンバー6人が共演する映画『ラスト・ホールド!』が5月12日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリー1にて舞台挨拶が行われ、主演の塚田僚一、Snow Manの岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平、そして真壁幸紀監督が登壇した。
本作は、東京2020オリンピックの追加競技に決定した「ボルダリング」(スポーツクライミング)を題材に、超弱小ボルダリング部の落ちこぼれ大学生たちが日本一を目指す青春映画。
舞台挨拶のステージに登場した主演の塚田僚一は「ホントに嬉しいです!ふだん余り言葉には出さないけれども、ホントに幸せです!!」と感動の感謝のこもった挨拶をし、会場から大きな拍手で迎えられた。初日を迎えた感想を聞かれ、塚田が「“しゃつしゅえん”ということで…」といきなり噛むと、Snow Manのメンバーから「はつしゅえん!」とツッコまれ、チームとしての仲の良さを見せた。
先日公開された『ラプラスの魔女』の主演の櫻井翔がチケットを150枚購入し、お世話になった方々にチケットを配ったと聞いて、塚田は「いい話だなと思って自分もチケット買おうと。でも櫻井翔くんの枚数を超えるわけにはいかない。先輩の顔に泥を塗るわけにはいかないので、ちょっと少ない148枚買いました(笑)」と会場を爆笑させた。さらに「再来週には生田斗真くん(『友罪』)も公開するということで、僕は斗真くんの後輩で、斗真くんは翔くんの後輩なので、斗真くんはきっと149枚買うと思う」と予測までし、観客を沸かせた。
今回作品に出演したことで、Snow Manとしての変化を聞かれた岩本は、「Snow Man全員で映画に出させていただくのは2回目だったんですけど、今回ボルダリングの壁に塚田くんといっしょに登るという意味では、これまで人生の壁にいっぱいぶつかってきた6人だからこそ登れたんじゃないかと、ひと皮むけたんじゃないかと思います」とグループとしての成長を感じたようだった。
最後に塚田の音頭で、『ラスト・ホールド!』ならではプロテインでの乾杯があり、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。
『ラスト・ホールド!』
5月12日(土)全国ロードショー
監督:真壁幸紀
脚本:川浪ナミヲ 高見健次
音楽:眞鍋昭大
主題歌:A.B.C-Z「Future Light」(ポニーキャニオン)
出演:塚田僚一(A.B.C-Z) 岩本照 深澤辰哉 渡辺翔太 宮舘涼太 佐久間大介 阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.) 永野宗典 駒木根隆介 勝村政信
配給:松竹
【ストーリー】 廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島(塚田)は大学卒業を控え、今や自分一人となった部を存続させるべく6人の新入部員を勧誘しなければならなかった。必死の勧誘で入部した6人は、1人の経験者とクセのつよい初心者5人。総じて体力もなくボルダリングをなめてかかっているものだから試合でも負け続けである。しかし、みんなでトレーニングを重ね、競技と向き合う内に、次第に壁に挑む楽しさを知り、固い友情で結ばれていくメンバー。そんな時、大事な団体戦の前にある事件が起こってしまう…。
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