蝶野正洋、おのののか、人気ゆるキャラたち豪華ゲストが登場!『ランペイジ 巨獣大乱闘』公開記念イベント レポート

80年代のアーケード・ゲームを実写映画化した、ドウェイン・ジョンソン主演のパニック・アクション『ランペイジ 巨獣大乱闘』が5月18日に公開となる。それに先立ち、5月8日にディファ有明にて、巨大化が止まらなくなった動物達が大乱闘する本作にちなみ、“ゆるキャラ”たちが勢揃いした公開記念イベント「ゆるキャラ大乱闘!」が行われ、“黒のカリスマ”ことプロレスラーの蝶野正洋をはじめ、おのののか、ゆるキャラに詳しい“ゆるドル”の寺嶋由芙、現役看護師でありながら人気コスプレイヤーとしても活躍する桃月なしこが登場した。

ゆるキャラ大乱闘の舞台は、格闘技と言えばここ、ディファ有明。開始を待ち望んだ300名以上の観客の熱気に包まれる中、プロレス実況でおなじみで、本イベントでは実況とMCを務める辻よしなりが登場した。辻の呼びかけで登場したのは、“黒のカリスマ”こと蝶野正洋。野太い歓声が会場中に響く中、辻を見つけるなり詰め寄り威圧感満点。続いて、おのののかが白のドレス姿で登場し会場を魅了した。ゆるドルの寺嶋由芙は、中継でゆるキャラの控室を直撃し、メロン熊に噛みつかれながらも「噛みつかれるのも、ゆるキャラファンとしては嬉しいですね!」と必死にリポートしていた。中継を終えて合流した寺嶋が「ゆるキャラたちはいつもと違った雰囲気でしたね!」と話すと、蝶野は「あれは大乱闘を前にして緊張してるんだよ。吐く手前のはず」と、プロレスラーならではの視点でコメントしていた。寺嶋は、ゆるキャラのアンドレザ・ジャイアントパンダ、メロン熊、ねば~る君、オカザえもん、フルーツ忍者ハルナ 梨之助をそれぞれ紹介し分析。仲間を傷つけられないという理由で、ちぃたん☆が大乱闘を欠場することが伝えられると、会場からは大きなため息が流れた。

今回のゆるキャラ大乱闘は、60秒ごとにゆるキャラたちが1体ずつ登場するという、特別ルールでのロイヤルランブルとなり、蝶野は「ロイヤルランブルは早く出たら長く戦わなきゃならない。出る順が大事だよ。誰と手を組むかもポイントだね」とプロ目線でコメント。ここで、ゆるキャラたちに存分に力を発揮してもらうため、現役看護師でありながらTVや雑誌で活動する桃月なしこがナース姿で登場。救護エリアの桃月は、「怪我をしてしまったゆるキャラも、私が誠心誠意看護しますので、精一杯戦ってください!」とコメントし、会場のボルテージは最高潮に。強面の蝶野も「すみません、首がちょっと痛いんですけど、診て頂いてもいいですか?」とデレデレになっていた。

そして、おのの高らかな開会宣言と共に、ゆるキャラ達がリングイン!最初に登場したのが、3メートルもの巨体を持つ無敗のリアルランペイジ、アンドレザ・ジャイアントパンダ。自身の巨体に苦戦しつつも、流石の貫禄でゆっくりとリングインし、間近で見た蝶野は思わず「デカいよこれ!」と驚いていた。続けて、フルーツ忍者ハルナ 梨之助がロープを飛び越えて派手に登場。早々にアンドレザ・ジャイアントパンダに後ろからキックをすると、ロープを使いつつアクロバティックに攻撃し、レフェリーも吹き飛ばすなど、その身軽さを見せつけていた。メロン熊は、リング脇のスタッフやレフェリーにも噛みつき大暴れし、凶暴さを見せつつリングインした。既にカオスなリングの中に、オカザえもんも参戦し、アンドレザ・ジャイアントパンダにチョップやローキックを連発。最後にねば~る君がリングインし、オカザえもんにチョップ。さらに、体を伸ばすと3メートルのアンドレザ・ジャイアントパンダよりも大きな姿になり、会場からは大きな歓声が上がった。リング上がまさに大乱闘状態になっている中、突如『ロッキー』のテーマが流れ、欠場したはずのちぃたん☆が応援のために登場。愛嬌を振りまくちぃたん☆に会場も大盛り上がりとなった。

リング上では、ゆるキャラたちが協力して旋回し、次々にラリアットを仕掛けられたアンドレザ・ジャイアントパンダがテンカウント寸前に。しかし、メロン熊がレフェリーに噛みつき、カウントを妨害。その間にアンドレザ・ジャイアントパンダが復活し、逆に他のゆるキャラたちを吹っ飛ばすと、会場は大盛り上がり。その様子を見ていたちぃたん☆は勝手にヒートアップし、我慢しきれない様子で救護エリアの起き上がり式サンドバックを使って暴れ出していた。一方リング上では、アンドレザ・ジャイアントパンダが圧倒的な力の差を見せつけ、メロン熊、オカザえもん、ねば~る君を次々に倒し、最後は梨之助との一騎打ちに。コーナーロープで挑発をする梨之助に、気合を入れるアンドレザ・ジャイアントパンダだったが、怒りの突進もヒラリとかわされ攻撃を受けてしまう。しかし、とどめを刺そうと向かってきた梨之助に、絶妙なタイミングでアンドレザ・ジャイアントパンダのカウンターの頭突きがヒット。倒れた梨之助をボディプレスで抑え込むと、3カウントのフォール勝ち。勝利のゴングが会場に響き渡り、会場に大歓声が巻き起こった。最後の畳みかけるようなアンドレザ・ジャイアントパンダの身のこなしに、蝶野も思わず「あの巨体なのにすごかった」と感心した様子。優勝したアンドレザ・ジャイアントパンダに、蝶野から本作のビジュアルの入った特別チャンピオンベルトが贈呈されると、あまりの巨体でベルトを腕時計のようにつけ得意げな様子だった。また、おのからは花束を贈呈され、嬉しそうに体を揺らしていた。

続いて、ゲストによる『ランペイジ 巨獣大乱闘』のトークセッションへ。壮絶な大乱闘の後とあって、辻は「本編上映の前の、ものすごい前座試合でしたね!」と大興奮の様子。蝶野も「ゆるキャラの大会でどうなるかと思ったけど、かなり見ごたえがあったね!」と同意していた。本編の感想について聞かれたおのは、「ほんとにおもしろかった!観た当日は寝不足だったんですけど、眠気を一秒も感じないくらい。ずっと面白くて眠気が吹っ飛びました。大乱闘以上の言葉があったら、まさに『ランペイジ 巨獣大乱闘』がそうですね!ストレス発散してください!」と大絶賛。寺嶋は「素早い動きもあって、大きくなるだけじゃないのがすごいですね」、桃月は「とにかく巨獣の迫力がすごい。街を壊していく爽快感がいいですよね」と語っていた。

トークは、本作に登場する巨大ゴリラのジョージ、巨大オオカミのラルフ、巨大ワニのリジーの中から“推し巨獣”の話に。本編をまだ観ていないという蝶野は、「ドウェインは巨大化しないの?」と質問し、会場の笑いを誘っていた。おのは「推しキャラはジョージ!意思疎通ができるので感情移入したりするのもいい。観ているときに“ジョージ!”って叫びたくなりました」と話し、寺嶋は「ワニのリジー!いいところで出て来るんです!あまりにもすごいし強くて、“こんなに強い子いる!?”と思って思わず笑っちゃいました」とコメント。桃月は「私はラルフですね。肉食で強いし飛べるし、地上でも空中でも勝てないんですよ!ぜひラルフを応援してください」と熱く語った。これを聞いた蝶野は、「オオカミとワニは四足歩行。二足歩行だから手が使えて…」とジョージを推すかと思いきや、「ドウェインだと思うんですよ」と再びドウェインに触れ、観客を大爆笑させていた。

最後に、蝶野が「リングの前で観るので、“ドウェイン頑張れ!人間頑張れ!”と。映画館じゃないから声出してみようかと」と応援上映を推奨。辻も「声出していきましょう!」と会場を盛り上げ、上映を前に観客のテンションは最高潮に。続いて、チャンピオンベルトを首に巻いたアンドレザ・ジャイアントパンダらゆるキャラたちも再び登場して大集合し、大きな声援と拍手の中、イベントは幕を閉じた。

『ランペイジ 巨獣大乱闘』
5月18日(金)より全国公開
監督:ブラッド・ペイトン
出演:ドウェイン・ジョンソン ナオミ・ハリス マリン・アッカーマン ジェイク・レイシー ジョー・マンガニエロ ジェフリー・ディーン・モーガン
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 ある遺伝子実験の失敗によって、ゴリラ、オオカミ、ワニなどの動物たちが巨大化、凶暴化してしまった。しかも動物たちの巨大化は止まらず、その姿はもはや怪獣と化してしまう。巨大化が止まらない怪獣たちは、ある場所を目指して、北米大陸を破壊しながら横断していく。やがて一か所に集結した怪獣たちは、街を舞台に大乱闘を始める。崩れ落ちる高層ビル群。逃げ惑う人々。軍隊も出動するが、破壊を止めない怪獣たちには銃もミサイルも効かない。怪獣たちの目的はいったいなんなのか?彼らはどこまでデカくなるのか?人間は地上最強の生物となってしまった怪獣たちの大乱闘を止めることができるのか?

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