横浜流星「“壁ドン”“顎クイ”はないけど、すごくピュアで温かい作品」『兄友』完成披露上映会 舞台挨拶レポート

累計部数77万部を突破した赤瓦もどむによる人気コミックスの実写化で、横浜流星が単独初主演を務める映画『兄友』が5月26日に公開となる。本作の完成披露上映会が5月9日、新宿バルト9にて行われ、横浜流星、松風理咲、松岡広大、古川毅、小野花梨、中島良監督が舞台挨拶に登壇した。

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『兄友』の世界観を表現するため、キャスト全員が役の衣装で登場してスタート。主人公の西野壮太を演じた横浜流星は役を演じるにあたって「原作ファンの期待に応えたい、その世界観は壊したくなかった。なので、すごい大変でした」と語り、「皆さんが僕をどうイメージしているかわからないけど、かわいい役をやっていて自分の中ではかわいいってイメージがないので恥ずかしい気持ちでいる」と不安を吐露すると、客席から「かわいいよ!」と声があがり、横浜は「それが一番の支えです」とホッとした様子だった。

映画初出演の古川毅は「撮影初日ですごい緊張してたくさん悩んでいるときに、流星くんがこの作品は実写化作品だからもっと思い切ってやっちゃっていいよとアドバイスをしてくれて、本当に助けてもらいました」と撮影時のエピソードを披露した。

途中、橘萩之介役で出演した声優・福山潤は映像で参加。その後行われたクイズ形式での「『兄友』的ミラきゅん!恋愛テスト」では男女で意見が分かれ、会場を大きく盛り上げた。

最後に、横浜流星から「王道の少女マンガにあるような“壁ドン”“顎クイ”はないですけど、すごくピュアで温かくて登場人物みんなを愛せるような作品になっています。西野くんとまいちゃんの恋の行方を応援して胸キュンしてください」を挨拶があり、舞台挨拶は幕を閉じた。

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『兄友』
5月26日(土)、全国順次公開
監督:中島良
原作:赤瓦もどむ「兄友」(白泉社刊)
主題歌:サイダーガール「パレット」(UNIVERSAL J)
出演:横浜流星 松風理咲 松岡広大 古川毅 小野花梨 福山潤
配給:T・JOY

【ストーリー】 イケメンなのに女性に超奥手な西野壮太(横浜流星)は、ある日友人・七瀬雪紘(古川毅)の自宅で妹・まい(松風理咲)と出会いドキドキ!西野は思わず「妹さん…可愛いな」と雪紘に伝えてしまう。ところが、この兄妹の部屋は壁が薄くて、その会話はまいの部屋につつ抜け!!イマドキの恋愛ができない素朴なまいは、兄たちの会話で不思議な気持ちを初体験。そして何とか自分の気持ちを伝える壮太とまいは付き合うことに。壮太は妹・秋(小野花梨)がアルバイトをするドッグカフェ「Happy Dogs」の店長・橘萩之介(福山潤)から恋愛講座を受けながら、まいとのぎこちない恋愛をスタートするのだが、壮太の従弟・加賀樹(松岡広大)も、まいを好きになってしまい…。

©『兄友』製作委員会 ©赤瓦もどむ/花とゆめ