平松伸二の“漫書”もお披露目!ドラマ版『リーサル・ウェポン』リリース記念トークイベント レポート

メル・ギブソン×ダニー・グローヴァーの同名バディ・ムービーをTVシリーズ化した『リーサル・ウェポン』。そのファースト・シーズンのブルーレイ&DVDリリースとデジタル配信を記念した試写会&トーク・イベントが行われ、映画版の大ファンである映画監督の入江悠、ライターのてらさわホーク、そして『ドーベルマン刑事』などで知られる漫画家の平松伸二が登壇した。

5人集合▲ジャンクハンター吉田と共にMCを務めたのは、本作でモーリーン・ケイヒル役の日本語吹替えを担当した行成とあ。

イベントでは平松が描き下ろした“漫書”も披露。“漫書”は漫画と書道を融合された平松のアートのことで、今回の『リーサル・ウェポン』には主人公の刑事コンビ、リッグズ&マータフの姿と、本作のキャッチ・コピー“刑事なのにイカれてる!!”が力強い。「もしも僕がこのドラマを漫画にするならリッグスとマータフを逆にしてみたい。マータフに奥さんとのいざこざが起きて、リッグスに新しい恋人ができて幸せになる。こういう“逆”も面白いかなと」。ドラマではマータフが愛妻家であり、リッグスは妻を亡くし自殺願望をもつ刑事というキャラクター。それを逆にしてみたいというアイデアに、MCのジャンクハンター吉田も『ぜひコミカライズして、ブルーレイとかの特典に付けたいですね』と語った。

平松伸二×リーサルウェポン コラボ漫書

一方、てらさわは映画シリーズも引きながら、その魅力を解説。「映画シリーズ4本をずっと観てきて、それをTVにってどうなんだい?と思っていましたけど、(ドラマ本編を観たら)“分かってるね”っていう。オマージュもあるし、映画もシリーズ途中からリッグスやマータフたちがキャッキャキャッキャやってますよね。『お前ら楽しそうだな〜』って(笑)。実はシリーズの魅力ってそこだったと思うんです。ドラマならそれがずっと観られる、ある意味夢のようなシリーズですよね」。

入江監督は「1話完結でこれだけの情報量を、しかも毎回別のネタを入れるのはすごいですよ。あと、高級車のサイドミラーだけをぶっ壊す回があるんですが、日本の映画やドラマからしたらうらやましいですよ。日本だったら絶対『サイドミラーだけだったら止めましょう』って(予算的に)なるから。ホントに贅沢ですよ」と、つくり手ならではのコメント。「男2人のバディものがすごい好きなんです。(ストーリーが)走り出すと脚本のセリフを書くのが楽しくなるんです。このドラマも6話まで観て、途中からノッてきたなって感じがあったので、シーズン2も早く観たいですね」と、先の展開にも期待を寄せた。

トーク中

リーサル・ウェポン<ファースト・シーズン>BDBOX

リーサル・ウェポン<ファースト・シーズン>
4月4日リリース <全18話>

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ブルーレイ コンプリート・ボックス(1万3600円)
DVD コンプリート・ボックス(1万2000円)

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DVD Vol.1〜9

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