最強のレコード・コレクター、ジョー・バザードを追ったドキュメンタリー映画『さすらいのレコード・コレクター~10セントの宝物』が4月21日より公開となる。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
米メリーランド州で暮らす最強のレコード・コレクター、ジョー・バザードは、自宅の地下室の壁一面に78回転のSPレコードを鎮座させ、発売当時たった10セントで売られていた様々なジャンルの貴重なレコードを一枚一枚プレイヤーにかけて踊って口ずさむ。ターンテーブルから流れるのは、ロバート・ジョンソン、チャーリー・パットン、サン・ハウスなど、アメリカのレコード業界が爆発的に飛躍した1920年代後半の音楽。自分の本当に好きな音楽を聞くため、あらゆる音楽ファンが抱く願望を体現するこの男のミッションは、“本物のアメリカン・ミュージック”のレコードを探し、救うことだった。
監督は、80年代のロンドン・パンクシーンで絶大な影響を与えたデザイン会社、ロッキング・ロシアンを主宰していたエドワード・ギランが務める。
『さすらいのレコード・コレクター~10セントの宝物』
4月21日(土)より新宿K’s cinemaにてロードショー
監督・プロデューサー:エドワード・ギラン
出演:ジョー・バザード
配給:スリーピン
© Cube Media 2003