土屋太鳳が振袖姿で約600名の観客に大入袋を手渡しプレゼント!『8年越しの花嫁 奇跡の実話』大ヒット御礼舞台挨拶 レポート

結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁と、彼女を8年間待ち続けた新郎の奇跡の実話を描いた映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』。公開初週から週末興行収入ランキングでは、実写邦画で3週連続第1位(興行通信社調べ)を獲得し、興行収入は21億円を、動員は170万人(2018年1月14日時点)を突破するなど、大ヒットを記録中だ。それを記念し、1月14日、丸の内ピカデリー2にて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、土屋太鳳、瀬々敬久監督が登壇した。

1

公開から約1ヶ月となる大ヒット御礼イベントには、約600名の満員の観客を前に土屋太鳳と瀬々監督が登壇した。緑色の振袖姿の土屋に観客からは「綺麗!」、「可愛い!」との歓声が上がった。本作の大ヒットを受けて土屋は「あけましておめでとうございます。松竹さんの作品ですので、(振袖は)緑を選んでみました。今までイベントでたくさん自己紹介してきたんですが、まさかこの嬉しいタイミングでお着物まで着させていただいて、ご挨拶できるとは思っていなかったので本当に嬉しいです。本日はいらっしゃれなかった尚志役を演じた佐藤(健)さんと瀬々組の代表としてこちらに立ちたいと思います。よろしくお願いいたします」と、監督は「今日は初場所だったので、相撲見たかったのですが、来てしまいました。おめでたい席で、土屋さんの晴れ着姿を見れて、本当によかったです。今後も上映続きますので、是非是非引き続きよろしくお願いいたします」とそれぞれ大ヒット舞台挨拶に立てる喜びを露わにした。

挨拶が終わり、早速「みなさん心の中で一緒に引いてください!では参ります!」との土屋の掛け声で大ヒットを記念したくす玉割りを行った。大ヒットを受け、周りの反応を聞かれると、土屋は「家族も友人も何度も見てくれたり、インスタやブログでも沢山のコメントを観て、時間が経つにつれてたくさんの愛情を感じます。この作品を撮っている頃から、周りのスタッフさんにいいことが起こっていて、完成披露試写から司会をしていただいている笹川さんもご結婚されて、本当におめでとうございます!」と土屋から祝福のコメントをもらうと、笹川は「土屋さんから幸せの粉が降り注いでいて、それを頭から浴びました」と語った。瀬々監督が「ブログに書いていたけど、劇場に観に行ったんだよね?周りの人にバレなかったの?」と、土屋に尋ねると、土屋は「バレなかったです。観てきて、誰もエンドロールの最後で帰らなくて、それがすごく嬉しかったです。帰りにみなさんの会話を盗み聞きしていて(笑)、嬉しい言葉をたくさん言ってくださっていて、とっても嬉しかったです」とエピソードを披露した。

次に、今日は登壇していない佐藤健の話になると、「健先輩はあのまんまなんですね。私も思っていることを結構言ってしまっているんで、あんまり言い残したことはないんですが、健先輩はご自身が思われているより、少年っぽい方なのかな、と思います。よく私に『悪ガキだな』とおっしゃるんですが、私に対応してくださってくれているということは少年っぽい方なんだな、と思います。相手をしてくださって助かっています(笑)」と土屋は撮影時と、そしてプロモーションでの出来事を振り返った。

最後に、土屋は「この作品を観てくださった、愛してくださったみなさんのおかげで、この作品に込めた思いがたくさんの方に届きつつあって嬉しく思います。初日にこの会場で言わせて頂きましたが、もう一度言わせて頂きます。大切な何かを守りたいとき、探したいとき、心が折れそうなとき、この作品がみなさんの暖かなお守りになりますよう心から祈っております」とコメントし、監督は「この作品は命の映画だと思っています。実際にあった話なので、この作品を撮るのは勇気がいりました。佐藤さん、土屋さんも勇気と愛情をもって撮影に挑んで頂き、この作品ができました。この映画が今後命について考える機会になったら嬉しいです。土屋さん、ありがとうございました」語った。そして、ここで本日のお客様への大入り袋プレゼントのサプライズが土屋から発表されると、「えー!」と会場は驚き、歓喜に沸いた。土屋と瀬々監督から1人ずつ大入袋を渡された観客は興奮気味に会場を去り、イベントは幕を閉じた。

6

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
12月16日(土)より全国ロードショー中
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健 土屋太鳳 北村一輝 浜野謙太 中村ゆり 堀部圭亮 古舘寛治 杉本哲太 薬師丸ひろ子
主題歌:back number「瞬き」
配給:松竹

【ストーリー】 結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が二人を待ち受けていた。そして二人が結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる―。

©2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会