モノクロとカラーの世界がニューヨークで交錯!トッド・ヘインズ監督最新作『ワンダーストラック』2018年4月公開決定

『エデンより彼方に』や『キャロル』のトッド・ヘインズ監督最新作『ワンダーストラック』が、2018年4月6日より全国ロードショーされることが決定し、併せてポスタービジュアルが公開された。

ワンダーストラック_ポスタービジュアル

『ヒューゴの不思議な発明』の原作者であるブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説を映画化した本作は、1977年のミネソタに住む、母親を亡くした少年ベンと、1927年のニュージャージーに住む、聴覚障害の少女ローズを主人公に、見失ってしまった大切なものを探しに旅に出るという二人の物語が交互に語られていく。物語は、ベンのパートは“カラーで音あり”、ローズのパートは“モノクロでサイレント”で描き分けられている。

少年ベンを演じるのは、『ピートと秘密の友達』のオークス・フェグリー。少女ローズ役には、自身も聴覚障害を持ち、今回映画初出演となるミリセント・シモンズが大抜擢された。そして、二人をつなぐ重要な役どころとなる人物を演じるのは、『SAFE』、『エデンより彼方に』、『アイム・ノット・ゼア』に続き、ヘインズ監督と4度目のタッグとなるオスカー女優のジュリアン・ムーア。少年ベンの母親役には、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズが扮している。

ポスタービジュアルは、ベンとローズの世界がニューヨークの街で交わり、二人を繋ぐ運命の舞台となるアメリカ自然史博物館の展示物のイラストがちりばめられている。タイトル“ワンダーストラック”の意味である“驚きと幸せの一撃”を予感させるデザインとなっている。

『ワンダーストラック』
2018年4月16日(金)、角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー
監督:トッド・ヘインズ
脚本・原作:ブライアン・セルズニック
出演:オークス・フェグリー ジュリアン・ムーア ミシェル・ウィリアムズ ミリセント・シモンズ
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 1977年、ミネソタ。母親を交通事故で失った少年ベン。父親とは一度も会ったことがなく、なぜか母は父のことを語ろうとはしなかった。ある嵐の夜、母の遺品の中から父の手掛かりを見つけたベンは、落雷にあって耳が聞こえなくなりながらも、父を探すためひとりニューヨークへと向かう。1927年、ニュージャージー。生まれた時から耳が聞こえない少女ローズは、母親のいない家庭で厳格な父親に育てられる。憧れの女優リリアンの記事を集めることで寂しさを癒していたローズは、リリアンに会うためひとりニューヨークへと旅立つ。新たな一歩を踏み出した二人は、謎の絆に引き寄せられていく。そして、大停電の夜、何かが起ころうとしていた―。

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