原田知世も絶賛!春本雄二郎監督が若者たちの葛藤を描いた人間ドラマ『かぞくへ』2018年2月公開決定

春本雄二郎の初監督作品となる映画『かぞくへ』が2018年2月24日に上映されることが決定し、併せて本作の予告編が公開された。

本作は、幸せを手にしようとしていた男が、図らずも結婚を間近に控えた婚約者と親友の間で揺れる様を描く。長崎県五島列島出身の旭と洋人は親友同士。五島で漁師を営む洋人に飲食店の経営者を紹介した旭は、契約成立に二人で喜ぶ。帰郷するのかを問う洋人に、旭は東京で結婚することを打ち明けるが、家庭の温かさを知らない自身の出自に少しだけ不安を抱えていることを吐露する。しかし、件の契約が実は架空のものだったことがわかり、旭は罪悪感にさいなまれる。婚約者の佳織に結婚式の先延ばしを相談するが、彼女にも譲れない理由があった。

予告編は、それぞれの正義と思いがすれ違い、主人公である旭の葛藤や切なさを描いている。さらに、本作に感銘を受けた女優の原田知世は「心の友と呼べる人と出会えたなら、人生は豊かなものになるだろう。その人生が終わる時に思い浮かぶ人たちが、私にとっての『家族』という枠を超えた『かぞく』なのかもしれない」とコメントを寄せている。

main_web

sub1tr

sub2tr

sub3tr

『かぞくへ』
2018年2月24日(土) ユーロスペースにてロードショー
監督・脚本・編集:春本雄二郎
出演:松浦慎一郎 梅田誠弘 遠藤祐美 三溝浩二 おのさなえ 下垣まみ 瀧マキ 森本のぶ
配給:『かぞくへ』製作委員会

【ストーリー】 家族の温かさを知らず生きてきた旭は、同棲中の佳織と結婚を目前にしながら、よかれと思って紹介した仕事で親友の洋人を詐欺の被害に遭わせてしまう。養護施設で家族同然に育ってきた唯一無二の親友と、認知症が進む祖母のために結婚式を急ぐ婚約者の間で、次第に旭は追いつめられていき…。

(C)『かぞくへ』製作委員会