ジョディ・フォスター『羊たちの沈黙』のクラリスに扮しショートコントを披露!トランプのロシア疑惑を追及

ジョディ・フォスターが、映画『羊たちの沈黙』(1991)のクラリス・スターリングとしてTV番組に登場し、トランプ政権のロシア疑惑を捜査するパロディコントを披露した。The Hollywood Reporterが伝えている。

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The Hollywood Reporter

フォスターは、スティーヴン・コルベアがホストを務める番組「ザ・レイト・ショー」で『羊たちの沈黙』をパロディしたコントに登場。フォスター演じるFBI訓練生のクラリスが、2016年の米国大統領選挙におけるロシア介入疑惑の真相に迫るというもので、ホストのコルベアは、映画でアンソニー・ホプキンスが演じたハンニバル・レクター博士に扮している。

面会に訪れたクラリスは、レクターにトランプ大統領について質問する。“トランプ大統領の旧友”であるというレクターは、「私たちはかつてゴルフ仲間だった。2人で共にキャディーを食べたが、彼は今やうまいダイエットコーラを飲みながらタコボウルを食べている」と不気味に答える。(先日、ニューヨーク・タイムズがトランプ大統領はダイエットコーラを1日に12缶飲むと報じた)

じりじりと追い詰めていくレクターは、大統領選挙のロシア疑惑について問うクラリスに知っていることを述べるよう要求する。するとクラリスは、大統領選挙中のトランプ陣営とロシア政府の関与についての証拠を次々と突きつける。「トランプ陣営の元選挙対策本部長のポール・マナフォートと元同僚のリック・ゲーツに対する12の起訴、元国防情報長官のマイケル・フリンがロシア大使との接触についてFBIに虚偽の供述をして有罪を認めたこと、ドナルド・トランプ・ジュニアとロシア人弁護士との面会、ドナルド・トランプ・ジュニアとウィキリークスとのやり取り、トランプがクリントンの不明のメールを探すようロシアに呼びかけたこと」と。

レクターは、「待って、本当?もうそんなに証拠を持っているの?何を私に求めている?」と目を丸くする。するとクラリスは、「あなたとそこに入っていたいんです。外よりもここのほうが安全ですから」と、レクターに腎臓を差し出すほどトランプ政権に身の危険を感じているようだ…。