『父、帰る』『裁かれるは善人のみ』のアンドレイ・ズビャギンツェフ最新作『ラブレス』が2018年4月公開決定

アンドレイ・ズビャギンツェフ監督の最新作『LOVELESS』(原題)が、邦題『ラブレス』として2018年4月7日より全国公開されることが決定した。

メイン (1)

本作は、息子の失踪をめぐるサスペンスを軸に、結婚生活が破綻した夫婦が、失敗した過去をお互いに押し付け合い、新しい幸せを追い求める姿を描く。第70回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したほか、第75回ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞にノミネートされた。

監督を務めるズビャギンツェフは、長編デビュー作『父、帰る』でベネチア国際映画祭の最高賞である金獅子賞を受賞。また、『裁かれるは善人のみ』は、カンヌ国際映画祭で脚本賞、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。

『ラブレス』
2018年4月7日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:マルヤーナ・スピヴァク アレクセイ・ロズィン
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム、STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】 一流企業で働くボリスと美容院を経営するイニヤの夫婦。二人はそれぞれ、別にパートナーがおり、一刻も早く別れて新しい人生をスタートさせたいと思っている。問題は12歳の一人息子アレクセイのことだ。夫婦どちらも新しい生活に息子を必要としていなかった。ある晩、二人は激しく罵り合い、お互いに息子を押し付け合って口論をする。翌朝、学校に出かけた息子はそのまま行方不明に。彼らは必死で息子を探すが。

©2017 NON-STOP PRODUCTIONS – WHY NOT PRODUCTIONS