カンヌほか世界中の映画祭で称賛された映画『RAW~少女のめざめ~』ポスタービジュアル

カンヌ国際映画祭にて批評家連盟賞を受賞したジュリア・デュクルノー監督による初長編作品『RAW~少女のめざめ~』の公開日が、2018年2月2日に決定した。併せて、本作のポスタービジュアルも公開された。

RAW〜少女のめざめ〜_ポスタービジュアル

仏パリ出身のジュリア・デュクルノー監督は、フランソワ・オゾンが通ったフランスの名門映画学校「ラ・フェミス」で学び、2011年の短編映画『Junior』(原題)でカンヌ国際映画祭のペティットレイル・ドールを受賞。長編監督デビュー作となる本作は、2016年カンヌ国際映画祭批評家週間でワールドプレミア上映され、批評家連盟賞を受賞したほか、トロント国際映画祭など様々な映画祭で数多くの賞を受賞した。日本では今年のフランス映画祭で初上映され、チケットは即完売となった。

主演は、デュクルノー監督の短編映画『Junior』で女優デビューを果たしたフランス人若手女優、ギャランス・マリリエが務める。公開されたポスターでは、マリリエが演じる主人公ジュスティーヌの強い眼差しがミステリアスな雰囲気を漂わせている。

『RAW~少女のめざめ~』
2018年2月2日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
監督・脚本:ジュリア・デュクルノー
出演:ギャランス・マリリエ エラ・ルンプフ ラバ・ナイト・ウフェラ
配給:パルコ

【ストーリー】 16歳のジュスティーヌは厳格なベジタリアンの獣医一家に育ち、両親、姉と同じ獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過ごす。新入生通過儀礼として生肉を食べることを強要されると、どうしても学校に馴染みたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にする。しかし、その行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、次第に変貌をとげていく。彼女が本当に求めるものとは…。

© 2016 Petit Film, Rouge International, FraKas Productions. ALL RIGHTS RESERVED.