映画『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』 アナ・ウィンター、リアーナ、クリス-ウェブ佳子など各界の著名人が称賛コメント

1970年代初期にロンドンにショップをオープンさせて以来、その構築的で美しいハイヒールが、多くのセレブやファッショニスタから熱狂的に支持されてきたシューズブランド「マノロブラニク」。そのデザイナーであるマノロ・ブラニクの魅力と、華麗なる手仕事に迫るファッション・ドキュメンタリー映画『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』が、12月23日より公開される。それに先だち、各界の著名人からマノロ・ブラニクを称賛するコメントが寄せられた。

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デザイナーのマノロ・ブラニクは、ソフィア・コッポラ監督作品『マリー・アントワネット』に全面協力し、第79回アカデミー賞で衣装デザインのミレーナ・カノネロにオスカーをもたらした。2007年には今までの功績を讃えられ、大英帝国勲章名誉コマンダーを受勲。本作では、世界中の女性を虜にする“夢の靴”が生みだされるアトリエから、イギリス・バースの閑静な自宅、そしてそこに保存された30000点に及ぶアイテムのアーカイブにまでカメラは切り込む。

本作の公開にあたり、“プラダを着た悪魔”こと米版「ヴォーグ」の編集長アナ・ウィンター、歌手のリアーナ、雑誌「VERY」で活躍するモデルでありコラムニストのクリス-ウェブ佳子、現在開催中の企画展「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」などに参加している現代アーティスト鴻池朋子らがコメントを寄せた。

アナ・ウィンター (米版「ヴォーグ」編集長」)
No7「もう他の人の靴は履かない。見もしないわ。彼は義務だと思ってる。靴を履いた女性を美しく見せることを。それは、すごく感動的だわ」

リアーナ (シンガーソングライター)
No74「性にとっては夢の靴だわ!」

クリス-ウェブ佳子 (モデル・コラムニスト)
「マノロのミュールを手に入れた19歳の夏、私は靴フェチになった。その理由が今になってわかった。私たち女はマノロ・ブラニクの靴を買い、彼は女たちの忠誠心を手に入れる。彼の魔法に足を捕られ、心を奪われるのだ」

深井晃子(服飾研究家 京都服飾文化研究財団理事/名誉キュレーター)
「シンデレラの醜い姉(私!)も、ガラスの靴を履く。マノロの靴は、履いた人みんなを幸せにする魔法の靴だ。ファッションは夢を見させてくれる」

鴻池朋子(アーティスト)
「靴はファッションの中で、一番底辺で地球と接していて、マノロはそこで悪戯をするトリックスターのようです。ピンヒールにすべての引力を集中させて踏みだす時、女のかかとに宇宙への跳躍が起こるのだと知りました」

LiLiCo (映画コメンテーター)
「幸せはお金で買えないと人は言う。間違っていると思います。私はマノロを見つめるだけでその美しさに魅了され、足を入れたらその素晴らしい履き心地にうっとりします。わたしの幸せをつくるオトコの人柄を知って、更に惚れました!」

生方ななえ (モデル)」
「さぁ息を吸って深く、大きく息をして。そのヒールに足を差し入れたなら、彼から与えられる感動を享受するだけ。とことん楽しむのが、暗黙のルール。誰もがそのよろこびから逃れられない」

篠崎恵美 (フラワークリエイター)
「マノロの靴を初めて手に取った時、花を触る時と同じ感覚になりました。それは彼が自分を解き放って、まるで繊細な花のような人だからでしょう」

本橋弥生(国立新美術館主任研究員 「MIYAKE ISSEY展」)
「意外にも知られていないその素顔。50年代のソウル・バスを髣髴させる軽妙なグラフィックと共に、彼の創作の秘密を紹介する最高のドキュメンタリー。こんなにも洒脱で洗練されたコスモポリタンだったとは」

『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』
12月23日(土・祝) 新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー
監督・脚本:マイケル・ロバーツ
出演:マノロ・ブラニク アナ・ウィンター リアーナ パロマ・ピカソ シャーロット・オリンピア イマン アンジェリカ・ヒューストン ジョン・ガリアーノ ソフィア・コッポラ ルパート・エヴェレット
配給:コムストック・グループ

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