エル・ファニングがトランスジェンダー役に挑戦!『アバウト・レイ 16歳の決断』日本版予告編&ポスタービジュアル

アカデミー賞主要2部門受賞した映画『リトル・ミス・サンシャイン』や『サンシャイン・クリーニング』を手がけたチームが製作し、エル・ファニングがトランスジェンダー役に挑戦した映画『アバウト・レイ 16歳の決断』が、2018年2月3日より上映される。それに先だち、日本版予告編、ポスタービジュアルが公開された。

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本作では、『マレフィセント』のオーロラ姫役で一躍人気となり、ソフィア・コッポラの新作など出演作が相次ぐエル・ファニングが、トレードマークのロングヘアーから一転し、心も身体も男になると決断したトランスジェンダー(FTM)の主人公レイを熱演。そして、アカデミー賞に2度のノミネートを誇るナオミ・ワッツが、恋多きシングルマザーのマギーに、スーザン・サランドンが、破天荒なレズビアンのおばあちゃんドリーに扮する。

予告編では、心も身体も男の子として生きたいと決断したレイ(エル・ファニング)のため、見慣れないホルモン治療の同意書を医者から受け取る恋多き母親マギー(ナオミ・ワッツ)、そして“レズビアンでいいじゃないか”と理解ができていないレズビアンのおばあちゃんドリー(スーザン・サランドン)の家族の掛け合いから展開される。同意書には元夫のサインも必要だが、レイがホルモン治療を受けることに困惑し、サインを拒絶される。ぶつかり合いながらも互いを理解しようとする母と子の葛藤がうかがえる。

予告編で使用されているテーマソングを歌うのは、19歳のシンガーで、「タイム」誌の「最も影響力のあるティーンエイジャー」に3年連続で選出されたショーン・メンデス。本作で披露している主題歌「Life of the Party」(原題)は、“とにかく自由に振る舞って、周りのことは気にもしないで”“「普通」でなくてもかまわない、どうせ失敗するのなら”など、レイの生き方を後押しするような歌詞となっている。

ビジュアル

ポスタービジュアルは、心も身体も男の子になると決断したレイ、恋多き母親、レズビアンのおばあちゃんの3人をメインとし、吹き出しにはそれぞれのキャラクターの心情が表れている。

サブ1

『アバウト・レイ 16歳の決断』
2018年2月3日(土)より、新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
監督:ゲイビー・デラル
出演:ナオミ・ワッツ エル・ファニング スーザン・サランドン リンダ・エモンド テイト・ドノヴァン サム・トラメル
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 16 歳になり、身も心も男の子として生きたいと決断したレイ(エル・ファニング)。医者から受け取ったホルモン治療についての見慣れない資料に呆然とするシングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)は、「突然、息子を育てることになるなんて…」と、動揺を隠せない。共に暮らすレズビアンのおばあちゃんのドリー(スーザン・サランドン)もレイのカミングアウトをイマイチ理解ができないでいる。一方、髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ“本当の自分”に近づいていくことで生き生きしてくるレイ。そんな姿を見てマギーは意を決して、治療の同意書のサインをもらうために、何年も会っていない別れた夫に会いに行くのだが、そこでまさかの“家族の秘密”が明らかになる。

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