映画『不能犯』松坂桃李、沢尻エリカの印象は「芝居に貪欲で素敵な方」

俳優・松坂桃李が初めてのダークヒーローを演じることで話題の映画『不能犯』が、2018年2月1日より公開。今回、松坂演じる宇相吹と沢尻エリカ演じる多田の火花飛び散るガチンコの対決画像が公開された。

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近年ではドラマ「ゆとりですがなにか」や映画『キセキ –あの日のソビト-』 、『彼女がその名を知らない鳥たち』そして絶賛放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」など話題作が後を絶たない松坂と現代の日本映画界において、最も芝居が熱く最も眼力の強い沢尻という、名実共に備わった日本映画界を牽引する二人が、互いの印象についてコメント。松坂は、「お芝居に貪欲な方だなと思いました。監督の話す言葉をひと言も聞き漏らすまいとされている姿を見て、素敵だなと。多田はこの作品の希望であり、なくてはならない存在なので、沢尻さんの凛とした感じはとても合っていたように思います」と明かし、一方の沢尻は「松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹を演じられていました。役者として尊敬できる素晴らしい方でした」と明かすなどお互いに大絶賛している。

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『不能犯』
2018年2月1日全国ロードショー
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載 原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士 
出演:松坂桃李 沢尻エリカ 新田真剣佑 間宮祥太朗 テット・ワダ 菅谷哲也 岡崎紗絵 真野恵里菜 忍成修吾 水上剣星 水上京香 今野浩喜 堀田茜 芦名星 矢田亜希子 安田顕 小林稔侍 
配給:ショウゲート 

【ストーリー】 都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃されていた。その男の名は宇相吹正(松坂桃李)、彼こそがSNSで噂の〈電話ボックスの男〉だった。とある電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれるというのだ。ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故──そう、宇相吹の犯行は、すべて【不能犯】だった。今日も、愛と欲望、嫉妬と憎しみを抱えた依頼人がやって来る。多田(沢尻エリカ)や百々瀬(新田真剣佑)ら刑事たちの捜査が進み、ようやく宇相吹の身柄を確保して任意で取り調べを始めるが、宇相吹は夜目(矢田亜希子)らベテラン捜査官たちさえも手玉に取る。そんな中、多田だけが唯一、宇相吹にコントロールされないことが判明する──。 

©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会