狂気全開アクション!『悪女/AKUJO』の予告編が解禁&チョン・ビョンギル監督が12月に来日決定!

2017年の第70回カンヌ国際映画祭で上映され話題沸騰となった韓国のアクション映画『悪女/AKUJO』が、2018年2月10日(土)より角川シネマ新宿ほかにてロードショーされるのに先だち、本作の予告編が解禁となった。さらに、本作を手がけたチョン・ビョンギル監督がプロモーションのため12月に来日することが決定した。

悪女/AKUJO_メイン

本作は、今年の第70回カンヌ国際映画祭公式招待作品として、これまで『グエムル‐漢江の怪物‐』(2006)、『チェイサー』(2008)、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)など、エッジのきいた良質なアクション、ホラー作品が選定された、ミッドナイト・スクリーニング部門にて上映されて話題となった。

この度解禁となった予告編が捉えるのは、犯罪組織の女殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)のFPS主観映像で、50人以上はいる敵のアジトに単身乗り込み、強烈なノンストップ・アクションを繰り広げる映画のオープニングシーンだ。愛と裏切りに翻弄され続ける彼女が繰り広げる厨房での機関銃や、拳銃が入り乱れての銃撃戦、ウェディングドレスでの長距離射撃(女性アクション映画の金字塔『ニキータ』へのオマージュシーン)、トンネルを激走しながら日本刀で斬り合うバイクチェイス、爆走する車のボンネットからのバスへの飛び乗りなど、本作が誇るアクションの数々が矢継ぎ早に映し出されていく。極め付けは、スクヒの「見せてあげる、あなたが作った私を」という決め台詞。自分を殺し屋として育て上げてくれた、かつて愛した男、ジュンサン(シン・ハギュン)に言葉を浴びせ、最後の闘いに挑む。悲しき運命を背負った“悪女”スクヒの悲しみと狂気を帯びた強さが引き立て合う、映画本編への期待を禁じ得ない映像となっている。

本作では、撮影日数のうちのおよそ9割がアクション撮影にあてられ、テコンドーとハプキドーの黒帯を持ち、優れた身体能力があるオクビンが劇中の9割以上のアクションを自ら演じている。オクビンは「段取りをいちばん飲み込んでいるのは自分だから」と、覆面を被っていて顔が映らない場面でも進んでアクションシーンに取り組んだといい、その強い決意には、スタントマン出身でアクション畑のチョン・ビョンギル監督も肝を冷やすほどだったという。

さらに、ビョンギル監督が12月に本作のプロモーションで来日することも決定し、監督が登壇してのプレミア上映も実施予定だ。

悪女/AKUJYO_ポスター

『悪女/AKUJO』
2018年2月10日(土)より角川シネマ新宿ほかにてロードショー
監督:チョン・ビョンギル
出演:キム・オクビン シン・ハギュン ソンジュン キム・ソヒョン
配給:KADOKAWA

STORY 史上最強の女殺し屋。最後の暗殺ターゲットは、最愛だった人。犯罪組織の殺し屋として育てられたスクヒ(キム・オクビン)は、育ての親ジュンサン(シン・ハギュン)にいつしか恋心を抱き、結婚する。甘い新婚生活に胸躍らせていた矢先、ジュンサンは敵対組織に無残に殺害されてしまい、逆上したスクヒは復讐を実行。しかしその後、国家組織に拘束されてしまい、政府直属の暗殺者として第2の人生を歩み始める。やがて新たに運命の男性に出会い幸せを誓うが、結婚式の日に新たなミッションが降りかかり…。

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