探偵・大泉洋×その相棒・松田龍平。アジア最北の歓楽街である札幌・ススキノを舞台に、その街の裏も表も知り尽くした“探偵”の活躍を描いたシリーズ第3弾『探偵はBARにいる3』。12月1日(水)の映画公開に先だち、11月9日(木)にナニワの街の象徴ともいえる道頓堀川にて、公開記念プレミアイベントが開催された。大泉洋、松田龍平、北川景子が登壇したイベント会場には約5000人のファンが駆けつけ、大熱狂のイベントとなった。
冒頭の挨拶
大泉:大阪の皆さん、有難うございます。大阪のみなさんが北海道のを見に集まってくれたかと思うと嬉しさでいっぱいでございます。
松田:この光景はなかなかないですよね。想像を絶しています。
北川:さすが大阪ですね。私も関西出身なんですが、関西の熱気を感じます。
劇中について
大泉:だいたい皆さん、ぼくがひどい目に遭っているのを見て笑うんです。今回は、パンツ一丁で冬の北海道の海で船に縛られるのは寒かったですよ。2月の小樽の海は洒落にならなかったです。
松田:迫力があるアクションになっていると思います。敵にやられるシーン(ワイヤーに引っ張られるシーン)も楽しかったです。
北川:依頼人として二人のことを困らせるのは凄い楽しかったです(笑)。
最後の挨拶で
大泉:北海道のすすきのを舞台にした映画ではありますが、大阪の皆さまにもぜひ観ていただきたいと思っております。私はこの映画を「3」で終わらせる気はありません。そして、「4」の舞台を道頓堀とすると決めました。道頓堀を根城にする「探偵はBARにいる4 なにわ珍道中」という話にすると僕は思っていますが、プロデューサーがなんというかは分かりません!
『探偵はBARにいる3』
監督:吉田照幸 脚本:古沢良太
出演:大泉洋 松田龍平 北川景子 前田敦子 鈴木砂羽 リリー・フランキー 田口トモロヲ 志尊淳 マギー 安藤玉恵 正名僕蔵 篠井英介 松重豊 野間口徹 坂田聡 土平ドンペイ 斎藤歩 前原滉 天山広吉 片桐竜次
STORY なじみのクラブで、いつも通りのバカ騒ぎをする探偵(大泉洋)のもとに舞い込んだ依頼。依頼主は高田(松田龍平)の後輩=原田(前原滉)で、突然失踪した恋人の麗子(前田敦子)を探してほしいというもの。暇つぶしにと軽い気持ちで依頼を受けた探偵は、麗子が“ピュアハート”というモデル事務所を装った風俗店でアルバイトしていたことを知る。そしてその店のオーナーと名乗る美女=岬マリ(北川景子)と偶然すれ違い、かすかな既視感を覚える探偵。ほどなくマリが、屈強な男たちを引き連れて探偵と高田の前に現れる。店を嗅ぎまわっていたことがばれ、ボコボコにされる2人。これまで無敗を誇る高田ですら、波留(志尊淳)という青年を前に完敗し、事態は一気にただならぬ様相を呈する。それでも懲りずに調べを続ける探偵は、昔なじみのヤクザの相田(松重豊)や、新聞記者の松尾(田口トモロヲ)というおなじみのメンバーから、“ピュアハート”のバックには、札幌経済界で頭角を現している北城グループの社長=北城(リリー・フランキー)という黒幕がいることを聞き出す。マリは北城の愛人だった。そこでマリと以前に会っていたことを、ようやく思い出す探偵。なじみの元娼婦・モンロー(鈴木砂羽)がかわいがっていた、今にも倒れそうに震えていた若い女性の姿――。「あれか…?あれが、マリか…?」不審に思いながらも、マリの巧妙な罠に落ちる探偵は、北城のサディスティックな拷問を受け文字通り死にかける…が、高田と共になんとかピンチを切り抜け生還。しかし今度はマリ共々、北城に追われるハメに。そんな探偵にマリはある依頼をする。それはマリのすべてをかけた切なすぎる依頼。そして、探偵と高田の“別れ”の時が近付いていた――。
(C)2017「探偵はBARにいる3」製作委員会