トム・ハンクス、SF映画『バイオス』の主演に決定!スティーヴン・スピルバーグの映画会社が製作

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The Hollywood Reporter

トム・ハンクスが、SF映画『Bios バイオス』(原題)で主演を務めることが決定した。The Hollywood Reporterが伝えている。

本作は、スティーヴン・スピルバーグの映画会社であるアンブリン・エンターテインメントが製作し、監督はTVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』を手がけたミゲル・サポチニクが務める。製作には、脚本家のクレイグ・ラックとアイバー・パウエル、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを手がけたロバート・ゼメキスらが参加する。

ストーリーは、ハンクス演じる地球上で最後の人類となったフィンチが、自分の死と向き合いながら、唯一溺愛する愛犬の世話をするためのロボットを開発する。フィンチは犬の世話のため、ロボットに対して“人間”になるよう教える一方、愛犬にはロボットが世話役であることを納得させようとする。

スピルバーグは、「『バイオス』はオリジナル映画で、その根幹はアンブリン社の作品らしい、とてもエモーショナルで感動的なストーリーになっている。人間である意味を描くこのストーリーを映画化するにあたって、トム・ハンクスよりも完璧な俳優はいないと考えている」とコメントしている。

本作でスピルバーグは、長年の友人であり共同製作者であるゼメキスとタッグを組む。また、ハンクスは、スピルバーグが監督を務める2018年1月に全米で公開する映画『The Post ザ・ポスト』(原題)に出演する。

監督のサポチニクは、SF映画『レポゼッション・メン』を手がけたことで知られ、TVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』ではエピソード「落とし子の戦い」の監督を務め、エミー賞を受賞した。