「はーらだ、たいぞうです!」で登場した主演の原田泰造!映画『ミッドナイト・バス』 東京国際映画祭 記者会見&舞台挨拶 オフィシャルレポート

記者会見後、場所を変え、観客の前での舞台挨拶が行われた。15分という短い時間のなかで、登壇者たちが撮影地となった新潟でのエピソードを披露してくれた。

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原田は、「一言でいうと寒かったけれど、新潟の人たちが温かくて、食べ物もおいしくてパワーのある土地だなとおもいました」と語り、山本もまた、「おいしいご飯に恵まれて幸せだった」と述べた。小西は、「撮影の合間にのっぺ汁や、いろんな種類の笹団子があったりして楽しかったです。白鳥が登場するシーンは、自然の雄大さを痛感した場所でした。天候も変わりやすかったです。でも雪が途中でやんじゃったのは、私のせいですよね?」と天候の話を持ち出すと、原田が、「小西さんは本当に晴れ女なんです。雪が降らなければいけないシーンでも小西さんがいると雪がぴたっとやんでしまったり・・・。そうすると監督が、「小西さんを隠せ!」って、車に軟禁されてましたよね(笑)」と現場での思いがけないエピソードを披露してくれた。

そして最後は、主演の原田が「真心を込めて作った作品です。ご覧になっていただいて何かを感じ取っていただけたら嬉しいです。本日はご来場いただき本当にありがとうございます」と締めくくった。

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『ミッドナイト・バス』
2018年1月20日(土)より新潟先行ロードショー
2018年1月27日(土)より有楽町スバル座ほか全国ロードショー
監督:竹下昌男 原作:伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文春文庫刊)
出演:原田泰造 山本未來 小西真奈美 葵わかな 七瀬公 長塚京三
配給:アークエンターテインメント

STORY 長距離夜行バスの運転手・高宮利一(原田泰造)。16年前に妻の美雪(山本未來)と離婚後、故郷の新潟で暮らしつつ、新潟と東京間の運行業務にいそしんでいる。利一には美雪との間に、息子の怜治(七瀬公)、娘の彩菜(葵わかな)という子どもがいるが、別々に暮らしていた。利一にとって、東京で定食屋「居古井」を営む恋人・志穂(小西真奈美)との逢瀬がささやかな心の拠りどころだった。そんなある日、自身が乗務するバスに美雪が偶然、乗車してくる。彼女は、怪我をした父・敬三(長塚京三)の面倒を見るために、東京から新潟まで通っているとのこと。折しも東京で働いていたはずの怜司が突然、帰郷。友人とシェアハウスに住む娘の彩菜は、結婚と思い描く夢の間で揺れていた。新潟で共に過ごす機会が増えた利一たち。一度壊れた家族の心は、徐々に再び通い合う。やがて、それぞれの人生に向けて、新たな時間が動き出していくのだった。

(C)2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社

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