【セクハラ騒動】ジェニファー・ローレンス、女性プロデューサーに裸で整列させられ、痩せるよう指示された経験を告白!

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The Wrap

映画『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるジェニファー・ローレンスが、女優活動を始めた頃に経験したセクシュアル・ハラスメントについて語り、女性プロデューサーに裸で整列させられ、減量するよう指示されたことを明かした。The Wrapが伝えている。

ローレンスは、ELLE主催のイベント「ウーマン・イン・ハリウッド」に出席し、自身の体験を語った。今月初めに、複数の女優がハリウッドの大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインによる性的なハラスメント行為やレイプ被害を訴えたことで騒動となり、映画業界のセクハラ問題に注目が集まっている中での発言だ。

「ある女性プロデューサーが私に対して、私よりもずっと痩せている5人の女性と一緒に裸で並ぶよう指示しました。私たちはテープでプライベートな部分を隠し、全員で横一列に並びました。その下品で屈辱的な整列が終わると、女性プロデューサーは、ダイエットのモチベーションを上げるために自分のヌード写真を利用するべきだと私に言いました。そして、私がある男性プロデューサーにその現実離れした減量プランについて問いかけると、彼は、『他の人が君を太りすぎていると思う理由はわからないが、(体型の好みとして自分なら)絶対に“やれる”と思う』という反応をしたのです」とローレンスは語った。

ローレンスは、当時のプロデューサーやその映画の名前を明かさなかったが、2週間で15ポンド(およそ6.8キロ)減量するよう指示されたと語り、自身のキャリアにおける力不足を感じたため、“罠にかかった”ようだったという。

「私は、そのプロデューサーや監督、製作会社の代表者を解雇することができませんでした。その出来事に抵抗しなかったのはキャリアのためです。当時の私は若く、辛いとは言わずに自分を奮い立たせて危険な判断をしてしまいました。彼らは私に連絡をくれましたが、彼らの言葉は“悪夢”だったのだと私は確信しています。このような行為は許せませんし、非常に腹立たしいです。私は、こうした吐き気を催すような行為を経験した全ての女性たちに共感しています。勇気を持って名乗り出てくれた彼女たちに感謝したいです」と、ローレンスはワインスタインによるセクハラ問題に触れて締めくくった。

先日、ローレンスは、ワインスタインのセクハラ問題について、「ひどく動揺している」とコメントしていた。ローレンスは、ワインスタインの製作会社である「ワインスタイン・カンパニー」が配給した映画『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を受賞した。

ワインスタインは自身の製作会社を解雇され、一連の問題はニューヨークとロンドンで捜査中だ。ワインスタインの代理人は、「行為が合意ではなかったという主張は、ワインスタイン氏がはっきりと否定しています。また、ワインスタイン氏は、彼の勧誘を拒否した女性に対する報復も一切なかったと主張しています」とコメントしている。