傑作時代劇漫画『子連れ狼』がハリウッド実写映画化!監督は『ワイスピ』シリーズのジャスティン・リン、脚本は『セブン』の脚本家に!!

dig058509._sx1280_ql80_ttd__-_p_2017

The Hollywood Reporter

小池一夫・原作、漫画家の小島剛夕・画によって連載された時代劇漫画『子連れ狼』がハリウッドで実写映画化され、脚本は映画『セブン』のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが担当することが判明した。The Hollywood Reporterが伝えている。

製作には、『ワイルド・スピード』シリーズの監督で知られるジャスティン・リンらが参加する。リンは、2012年からこのプロジェクトに参加し、本作の監督も務める予定であると言われている。

1970年から連載された漫画『子連れ狼』は、妻を含む一族を殺害された拝一刀(おがみ いっとう)が、唯一生き残った息子の大五郎(だいごろう)を連れ、刺客として報酬を得ながらその復讐を果たす旅を描く。日本では実写映画化(若山富三郎主演など)やTVドラマ化(萬屋錦之介主演など)もされ、1980年代後半には、米国で『Lone Wolf and Cub ローン・ウルフ・アンド・カブ』(原題)というタイトルでコミックスが刊行された。

ハリウッド映画化の計画は、米パラマウントによって2003年から断続的に進行され、一時は『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキーが監督に決定していた。脚本を担当するウォーカーは、デヴィッド・フィンチャー監督の映画『セブン』を手がけたことで知られる。このほかにも、ニコラス・ケイジ主演の『8mm』や、ティム・バートン監督とジョニー・デップのタッグ作品『スリーピー・ホロウ』、ベニチオ・デル・トロとアンソニー・ホプキンス出演の映画『ウルフマン』などの脚本を担当している。