映画『光をくれた人』(2016)で共演したマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが結婚した。Entertainment Weeklyが伝えている。
ファスベンダーとヴィキャンデルは、スペインのイビサ島にあるリゾート地“ラ・グランハ”で友人や家族に囲まれて式を挙げた。パーティには、ファスベンダー主演の映画『SHAME-シェイム-』(2011)で監督を務めたスティーヴ・マックイーンの姿も目撃されている。
現在40歳のファスベンダーと29歳のヴィキャンデルは、『光をくれた人』の撮影で2014年に出会い、交際をスタート。2人は交際を公表していなかったが、インタビューではお互いを称える発言があった。
ヴィキャンデルは、『光をくれた人』への出演を承諾したことについて、「マイケルが(相手役の)トムを演じることはわかっていた。彼は最も素晴らしい俳優の一人だと思う」と語った。さらに、「私は撮影のために十分に準備したけど、とても緊張してしまった。私が落ち込んでいるとき、周りの人は私を立ち直らせてくれて後押ししてくれた。多くのシーンで、マイケルのサポートは、私が思い切って演じるうえで大きな存在だった。これはイザベルを演じるために必要だったことよ」と説明した。
一方で、ファスベンダーは、「アリシアが現れたとき、少し怖いと感じたよ。彼女には強い熱意とハングリー精神があったんだ。真面目にやらなきゃと本当に思った。彼女と同じくらい頑張らなきゃと感じた」と述べた。
『光をくれた人』のプロモーションでは、2人はプライベートについては公表しないと語っていた。ヴィキャンデルは、「私たちだけの秘密にしていようと決めたの。そうすることはとても簡単だったけど、これはとても個人的な問題だから」とコメント。
ファスベンダーは、他のスター同士の交際とは違って、なぜ関係をオープンにしないのかという質問に対して、「それは人それぞれだよ。僕はプライベートについて全く知らない人と話したりはしない。その必要があると感じない限りはね」と答えている。
ファスベンダーとヴィキャンデルは、2016年に開催されたゴールデングローブ賞の授賞式で初めて2人で公の場に現れた。ヴィキャンデルは、『リリーのすべて』と『エクス・マキナ』の演技で2部門にノミネートされ、ファスベンダーはヴィキャンデルの成功を「とても誇りに思っている」とコメントしている。