健太郎演じる主人公が唯一フィクション!? 映画『デメキン』京都国際映画祭 舞台挨拶オフィシャルレポート!

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山口義高監督は、「佐田さんにリハーサルや撮影現場に来て頂いたので、分からないことあっても本人に聞けばいいので助かりました。言葉遣いや方言についても協力してもらい、一緒に作ることができた」と話した。

主題歌「一秒のあいだ」を手がけた、LEGO BIG MORLのカナタタケヒロは、「正樹と厚成の友情を音楽でどう表現できるか、というところを重要視した」と説明し、実際に出来上がった映画を観た時、「自分でもエンディングにめちゃくちゃハマってると思いました」と自画自賛し、「今回このような機会を頂いて本当によかったです」と笑顔で話した。

この作品は「特に女性に観て頂きたい」と佐田正樹は話し「男はただ殴り合いたいからじゃなく、好きな人のために、友だちのために喧嘩するんですよ。喧嘩が終わったら、勝ち負けはどうでもよくて、後は友だちになれる。そんな男たちの青春を、是非観て知って楽しんでほしい」と呼びかけた。

最後に健太郎は、「初めての主演作ということで、今までにない思い入れを感じている。監督、キャスト、スタッフ、佐田さん、LEGO BIG MORLの皆さん…本当にみんなの熱い思いが集結した作品になっています」と熱くアピールした。
『デメキン』は、12月2日(土)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。

【京都国際映画祭2017】デメキン

『デメキン』
2017年冬全国ロードショー
原作:佐田正樹『デメキン』
監督:山口義高 脚本:足立紳 音楽:海田庄吾
主題歌:LEGO BIG MORL『一秒のあいだ』(OORONG MANAGEMENT / SNOW WHITE
MUSIC)
出演:健太郎 山田裕貴 栁俊太郎 今田美桜 髙橋里恩 田中偉登 福山翔大 三村和敬 藤木修 岩永ジョーイ 神永圭佑 成田瑛基 笠松将 黒石高大 くっきー(野性爆弾)ケン(水玉れっぷう隊) 坂田聡
配給:AMGエンタテインメント

STORY 幼少期からギョロっとした二重まぶただったためデメキンと呼ばれ、いじめられていた佐田正樹(健太郎)は、ある日、“強くならなきゃ”と覚悟を決めて拳を握った。そしてかつてのいじめっ子集団を返り討ちにするほど腕っぷしが強くなり、喧嘩では敵なしの存在となっていた。赤髪リーゼントがトレードマークの正樹。小学校からの親友・厚成(山田裕貴)と喧嘩やバイクに明け暮れる日々を過ごす。中学卒業後、正樹は高校へ進学し、厚成はラーメン屋で働き始める。環境は変われど人は変わらず、年上の不良に目をつけられてはひたすら喧嘩ざんまいの日々を過ごしていた。ある日、バイク事故で死んだ憧れの暴走族の総長・真木(栁俊太郎)のことを思い返していた厚成は正樹に福岡一のチームを作ろうと持ちかける。二人はチーム「亜鳳」を結成するが、次々と血気盛んな敵が待ち受けていて…。

(C)よしもとクリエイティブ・エージェンシー/ワニブックス/秋田書店・ゆうはじめ(C)2017 映画『デメキン』製作委員会

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