ジェフリー・ラッシュ主演最新作『ジャコメッティ 最後の肖像』邦題&ビジュアル決定

『シャイン』ではアカデミー賞®主演男優賞を受賞し、『レ・ミゼラブル』『英国王のスピーチ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズと数多くの作品で活躍するジェフリー・ラッシュを主演に迎えた最新作、“Final Portrait”が邦題『ジャコメッティ 最後の肖像』として、2018年1月5日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国順次ロードショーが決定した。

細く長い人物彫刻で広く知られているアルベルト・ジャコメッティ。彼は彫刻以外にも油彩、素描、版画など様々な作品を残している。今年、東京の国立新美術館で開催された大回顧展「ジャコメッティ展」は日本で11年ぶりに開催され、約2か月半の開催期間中14万人を超える観客を動員したことも記憶に新しい。本作はそんな彼の晩年の、18 日間にわたり取り組んだ肖像画の制作過程を描いている。

★決定ビジュアル(小)

完成した日本版ポスターは、ジャコメッティの代表的な彫像「歩く男Ⅰ」のシルエットを配したビジュアルとなっている。20世紀を代表する芸術家であり、死後約半世紀を過ぎても老若男女、多くの人を惹きつけてやまないジャコメッティを演じるのは、『シャイン』でアカデミー賞®主演男優賞を受賞し、『英国王のスピーチ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでも知られるジェフリー・ラッシュ。肖像画を制作する過程で苦悩しながらも挑み続ける芸術家としての姿を見事に体現している。

そしてジャコメッティのモデルとなるジェイムズ・ロードは『ローンレンジャー』『コードネーム U.N.C.L.E』新作『Call Me by Your Name(原題)』でも注目を集めるアーミー・ハマーが演じている。監督を務めるのは『ハンガー・ゲーム』シリーズや『トランスフォーマー』シリーズ、『プラダを着た悪魔』などで俳優として多くの作品に携わりアカデミー賞にもノミネートされ、確固たる地位を築いているスタンリー・トゥッチ。5作目の監督作品として実力派俳優と共に、二人の男の友情と、偉大な芸術家の創作に対する限りない挑戦、周囲の人々との関係から見えてくるジャコメッティの知られざる裏側を、ロードの目線を通して描き出した作品となっている。

『ジャコメッティ 最後の肖像』
2018年1月5日(金)、TOHO シネマズシャンテ他全国順次ロードショー
監督・脚本:スタンリー・トゥッチ
出演:ジェフリー・ラッシュ アーミー・ハマー クレマンス・ポエジー トニー・シャルーブ シルヴィー・テステュー
配給:キノフォルムズ 木下グループ

STORY 1964年、パリ。「絵のモデルになって欲しい」。世界中で名をはせる芸術家のアルベルト・ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)に、個展会場で声をかけられたアート好きなアメリカ人作家ジェイムズ・ロード(アーミー・ハマー)は、光栄なことであり好奇心もそそられ、喜んで引き受けた。ほんの数日で終わるはずだったその肖像画の制作は、ジャコメッティ自身の迷い、悩み、葛藤により、一日一日と延びていく。そしてその間、ロードはジャコメッティの意外な素顔を次々と目撃することになる。果たして肖像画は完成するのか…。

©Final Portrait Commissioning Limited 2016