オダギリジョーに臼田あさ美も太賀もベタ惚れ!? 映画『南瓜とマヨネーズ』完成披露上映会レポート!

日常の普遍的な尊さと女性の繊細な心情をリアルに描いた魚喃キリコ原作コミックを映画化した『南瓜とマヨネーズ』。本作の完成披露上映会が、10月10日、新宿武蔵野館にて行なわれ、出演者の臼田あさ美、太賀、オダギリジョー、監督の冨永昌敬が登壇した。

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本作が5年ぶりの主演となった臼田。作品が完成した感想を聞かれると「映画が完成して、皆さんに観てもらえるのが、本当に信じられないというか。まだ、本当に公開されるの?と思ってしまう(笑)」と、映画公開に現実味がわかない様子。続けて太賀は「この作品がどのように皆さんに受け止められるか楽しみです」と、作品への期待感を語った。『パビリオン山椒魚』(’06)以来、冨永監督と11年ぶりのタッグとなったオダギリは、「監督とは同い年で、同級生的な感覚を持っているので、頑張っている姿を見ると、すごく励まされます。監督には、末永く撮っていただきたい」と、冨永監督にエールを送った。

映画初出演時にオダギリと共演したという臼田は、「私は初めてで右も左も分からず、オダギリさんはアドリブをたくさんやっていて、私が困ってい状態を楽しんでいらっしゃった?」と問い詰めると、オダギリは「楽しんではないですよ。園子温監督だったので、台本がなかったようなもんだったんで」と笑顔で弁解。

男性ふたりの間で揺れる動く女性・ツチダの気持ちに話が及ぶと、臼田は「(太賀演じる)せいちゃんと気持ちを作っていったので、私の気持ちを(オダギリ演じる)ハギオは崩せるのかなと思っていた。でも、オダギリさんが現場に入った瞬間に、私だけじゃなくてスタッフ全員が『せいちゃん、負けたね』って(笑)」と、オダギリをベタ褒め。恋敵を演じた太賀も「ツチダがハギオの元に行くのは、胸を掻きむしられるような気持ちだった。『頼むから行かないでくれ』みたいな気持ちだったんですけど、いざ(オダギリと)対面すると、すっかり懐に入ってしまった(笑)。人間的魅力に虜になりました」と、こちらもオダギリを絶賛。そんな2人のコメントに、オダギリは恐縮気味に「今度、お食事でも…」と語り、イベントは終始和やかなムードで終了した。

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『南瓜とマヨネーズ』
11月11日(土)全国ロードショー
監督・脚本:冨永昌敬 原作:魚喃キリコ『南瓜とマヨネーズ』(祥伝社フィールコミックス)
出演:臼田あさ美 太賀 浅香航大 若葉竜也 大友律 清水くるみ 岡田サリオ 光石研 オダギリジョー
配給:S・D・P

(C)魚喃キリコ/祥伝社・2017『南瓜とマヨネーズ』製作委員会