【ワイスピ番外編】『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ映画が2019年7月に全米公開!主演はドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム

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The Hollywood Reporter

映画『ワイルド・スピード』シリーズのスピンオフ映画の公開が決定し、同シリーズで主要キャラクターを演じるドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが本作の主演を務めることがわかった。The Hollywood Reporterが伝えている。

スピンオフ版の公開は、米ユニバーサル・ピクチャーズが正式に発表し、2019年7月26日に全米公開を予定。現在は、シリーズ第3弾『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)以降の作品を手掛けたクリス・モーガンが脚本を執筆している段階にあるという。

『ワイルド・スピード』シリーズは、第9弾の全米公開日が2020年4月10日に延期となったばかり。監督のスケジュール調整が一つの理由であると言われているが、第9弾の監督として、シリーズ4作品を手掛けたジャスティン・リンが候補に挙がっているようだ。

スピンオフ映画の主演を務めるジョンソンは、第5弾『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)でルーク・ホブス役として初登場し、シリーズ全8作品のうち4作品に出演する。ステイサムは、第6弾『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)でデッカード・ショウ役としてカメオ出演し、この作品以降の2作品に出演している。スピンオフ映画の製作は、今年公開された第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』の製作中に検討されていた。

ユニバーサル・ピクチャーズの会長であるドナ・ラングレーは、「『ワイルド・スピード』は、ユニバーサルの作品のなかで最も愛されている映画の一つです。ですから、このシリーズに関しては、全て慎重に考慮して決定しています。『ワイルド・スピード』という世界的なブランドは強く、シリーズに登場するキャラクターは全て個性的です。私たちはこのシリーズを続けていくだけでなく、スピンオフ映画を製作することで、また別の物語が広がることも楽しみにしています」とコメントした。

同シリーズは、ポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルが主演し、米ロサンゼルスのストリートレーサーたちを描いた『ワイルド・スピード』(2001)からスタートした。その後、徐々に規模が拡大し、近年公開されたシリーズの世界興収は、第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)が15億ドル、第8弾『ワイルド・スピード ICE BREAK』が12億ドルを突破する大ヒットを記録している。

ユニバーサルは、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」に『ワイルド・スピード』のアトラクションを展開しているほか、来年には『ワイルド・スピード』のライブアリーナショーの開催を予定している。