【キャメロンが発表】『ターミネーター』シリーズ最新作にサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが復帰!シュワも出るよ!!

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The Hollywood Reporter

SF映画『ターミネーター』シリーズで、サラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンが同シリーズに再び出演することが明らかになった。最新作の製作には、シリーズを原案し、『ターミネーター』(1984)、『ターミネーター2』(1991)の監督を務めたジェームズ・キャメロンも参加する。The Hollywood Reporterが伝えている。

キャメロンは、プライベートで行われた『ターミネーター』シリーズを祝うイベントで、ハミルトンの再出演を発表し、「当時、彼女は性差を越えたことに意義があったと同時に、どこにいてもアクションスターだった。そこで大きな発表をしたい。ベテランの戦士である彼女が戻ってくる」と述べた。

さらに、キャメロンは、アクション映画でのジェンダー問題について触れ、「(映画では)50歳や60歳の男性が悪者を懲らしめているが、女性でそのような例はない」と指摘した。

『ターミネーター』シリーズ最新作は、映画『デッドプール』の監督を務めたティム・ミラーがメガホンをとり、キャメロンは『ターミネーター2』を手掛けて以来、同シリーズに製作として復帰する。

本作のストーリーは、キャメロンが構想し、ミラーとともに脚本チームを作って今後進められるようだ。本作が単独映画になるのか、シリーズ化するのかはまだ明らかになっていない。脚本チームには、『ブレード』やクリストファー・ノーラン監督の映画『バットマン ビギンズ』などを手掛けたデヴィッド・ゴイヤーや、TVドラマ『ダークエンジェル』でキャメロンとともに製作に参加したチャールズ・イグリー、『ターミネーター』シリーズのスピンオフドラマ『サラ・コナー・クロニクルズ』の脚本を担当したジョシュ・フリードマンらが参加する。ストーリーの詳細は明かされていないが、キャメロンとミラーは『ターミネーター2』の続編として製作するようだ。

シリーズ最新作には、ターミネーター役を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーの出演がすでに決定している。ハミルトンは、シリーズ第1弾の『ターミネーター』で、シュワルツェネッガー演じるターミネーターに追われるヒロイン、サラ・コナーを演じた。サラ・コナーは、ターミネーターが未来から来たロボットであり、自分が未来の人類を代表する抵抗軍のリーダーの母親であるという事実を知る。ハミルトンが引き続き出演した続編『ターミネーター2』では、サラ・コナーは肉体を鍛え上げ、息子を守るために敵に立ち向かうキャラクターとして描かれた。同作は大ヒットを記録し、アカデミー賞視覚効果賞などを受賞した。ハミルトンとキャメロンの2人は、1990年代後半に結婚したが、後に破局した。

キャメロンは、本作には新たなキャラクターが複数登場することを明かしている。「僕らは新たなストーリーの重要人物として、18歳以上の女性を探しているところだ。まだ時間がかかるけど、未来からやってきたキャラクターや、現在に生きるキャラクターが登場する予定だ。登場するほとんどが新しいキャラクターだけど、アーノルドとリンダが演じたキャラクターはこれまで通り継続するよ」とキャメロンは語っている。