【いい話】『アナと雪の女王』アナ役のクリステン・ベルがハリケーン被災地の避難所でサプライズパフォーマンス!「生まれてはじめて」を熱唱

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Entertainment Weekly

ディズニー映画『アナと雪の女王』でアナ役を務めたクリステン・ベルは、米フロリダ州に直撃したハリケーン「イルマ」の被災地で避難所として使われている学校をサプライズで訪問した。ベルは避難所で、劇中で登場する曲「生まれてはじめて」(原題:For the First Time in Forever)をパフォーマンスした。Entertainment Weeklyが伝えている。

ベルは、「この歌が、残りの避難生活でみなさんの頭の中で流れてくれたら嬉しい。そして、(ハリケーンから)気持ちをそらすことができますように」と避難している人々を励ました。

避難所となったメドー・ウッズ中学校のフェイスブックには、「クリステン・ベルからメドー・ウッズ中学校への素敵なサプライズ!」と投稿された。また、ツイッターでは、「(学校に)立ち寄り、美しい歌声とポジティブなメッセージで私たちを励ましてくれてありがとう、クリステン・ベル!この喜びを広め続けて!」とコメントした。

ハリケーンが直撃したフロリダ州では数百万人が避難したが、ベルとパートナーであるダックス・シェパードは無事であったようだ。ベルは自身のインスタグラムで、「私たちにはこの場を離れるという考えがなかったからここにいる。全力を尽くして前向きに過ごす一方、警戒しながら避難する人々を助けているわ。ハリケーンが人々のいいところを引き出すというのは嫌なことだけど、これを機にみんなが手をつなぐようになるのは嬉しいことよ」とコメントした。

「ハリケーン「イルマ」に備えるためにお店に寄るのはこれで最後で、オーランドへ向かう。私たちにはこの場を離れるという考えがなかったからここにいる。全力を尽くして前向きに過ごす一方、警戒しながら避難する人々を助けているわ。今日すれ違った一人ひとりが、誰かを助けていたの。とても美しい光景だった。ハリケーンが人々のいいところを引き出すというのは嫌なことだけど、これを機にみんなが手をつなぐようになるのは嬉しいことよ。ハリケーンをともに乗り越え、私たちを安心させてくれたグレイと(ディズニー・ワールドの)エプコットにあるスワン・アンド・ドルフィンのスタッフのみんなに感謝したい」

TVシリーズ『デクスター』への出演で知られるジェニファー・カーペンターは、自身の祖母と叔母が避難する際、ベルが手伝ってくれたことを明かした。カーペンターはツイッターで、「ハリケーンが迫るなか、おばあちゃんと叔母さんはヘルメットを被ってクローゼットの中にいたの。クリステン・ベルが彼女たちを助けてくれた!!」と投稿した。

また、ベルは『アナと雪の女王』でオラフ役を演じたジョシュ・ギャッドも援助したようだ。ギャッドは自身のインスタグラムで、「今日の夜、クリステン・ベルが僕の両親や家族全員をハリケーンから救ってくれた。僕の家族がフロリダに残されていて、クリステンが彼らをオーランドにあるホテルの部屋まで連れて行ってくれたんだ。僕の兄弟や義理の姉妹、姪や甥も救ってくれた。彼らは彼女のようには行動できないよ。ありがとう、クリステン」とコメントし、ギャッドの両親とベルが一緒に撮った写真を投稿した。

さらに、ベルは、自身の父親がディレクターを務める、カリフォルニア州サクラメントのローカルニュース番組でハリケーンの様子を伝えた。「午前中に、私たちは避難所を訪れて歌を歌ってみんなを少し元気づけた」とベルは報告し、ベルと86人の映画の製作スタッフがホテルに泊まっていることを明かした。「私たちはホテルのフロントに身体が丈夫なスタッフたちがいることを伝え、トイレットペーパーや水をみんなの部屋に届ける必要があったら頼ってほしいと申し出たの」とベルは説明した。多くの高齢者がフロリダの南部から避難してベルが宿泊しているホテルに泊まったようで、「途中で便器や車いすを手に入れて、最善を尽くしているわ。午後はビンゴゲームをやるつもりよ」とベルは語った。

ハリケーン「イルマ」によって、カリブ諸島では少なくとも24人が犠牲となり、現在通過中のアメリカでは4人が犠牲となった。