引退宣言のダニエル・デイ・ルイス、バイク事故で腕を骨折するも命に別条なし

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Entertainment Weekly

3度のオスカー受賞歴を持つダニエル・デイ・ルイスが、バイクでの交通事故で腕を骨折したようだ。デイ・ルイスの関係者は、「彼は無事である」と述べている。Entertainment Weeklyが伝えている。

デイ・ルイスは、米ニューヨークにある自宅に向かう途中、バイクで交通事故に遭った。その後、頭を剃り上げ、紫のTシャツとストライプのズボン姿で、ギプスを装着して痛みに耐えている姿がパパラッチされた。

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デイ・ルイスは事故当時、ヘルメットを装着していて、彼に過失はなかったと言われている。

現在60歳のデイ・ルイスは、6月に俳優業を引退すると発表し、デイ・ルイスの代理人は、「ダニエル・デイ・ルイスはこれ以上俳優として仕事をしません。彼は何年にもわたって応援してくれた協力者や観客に心から感謝しています。これは個人的な決断で、彼や彼の事務所はこの件に関してこれ以上のコメントをすることはありません」と述べている。

デイ・ルイスはアカデミー賞主演男優賞を3度獲得した初めての俳優で、ジム・シェリダン監督の『マイ・レフト・フット』(1989)、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)、スティーヴン・スピルバーグ監督の『リンカーン』(2012)で受賞している。

デイ・ルイスの俳優としての最後の作品は、アンダーソン監督との再タッグ作品となる『Phantom Thread ファントム・スレッド』(原題)で、12月25日に全米で公開予定だ。