5股借金ダメ男の高良健吾、異色のヒロイン城田優の一端が明らかに!『WOWOW連続ドラマW バイバイ 、ブラックバード』特報映像を公開!

伊坂幸太郎作品初の連続ドラマで注目されるWOWOWの『連続ドラマW バイバイ、ブラックバード』の特報映像が到着した。5股をかけていた女性たちに別れを告げる主演・高良健吾、そのお目付役として規格外のヒロイン役を演じる城田優!不思議な縁で出会う2人の映像が公開された。

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2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞など、数多くの賞を受賞している人気作家、伊坂幸太郎。「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」「重力ピエロ」「死神の精度」など、これまで数多くの名作が映画化されてきたが、意外なことに伊坂作品の連続ドラマ化は初!老若男女問わず幅広い原作ファンも注目の本作に期待が高まる。このドラマの最大の見どころは、多額の借金を抱えた5股男の高良健吾&謎の組織から見張り役として送り込まれた城田優の凸凹コンビが、テンポよくトップギアで繰り広げる会話劇。出会って惹かれる女性すべてと付き合うので、いつの間にか5股をかけてしまった星野一彦(高良健吾)。シンプルに言うとダメ男なのだが、何故か憎めず、人の懐にスルっと入ってくるようなキャラクターだ。その星野を監視するのが強烈なインパクトを放つ異色のヒロイン、繭美(城田優)。「身長3m、体重200kg、金髪でハーフ」と本人もうそぶく男性プロレスラー並みの体型。 そのうえ「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」など、自分に必要のない単語を黒く塗りつぶした“マイ辞書”を持っており、誰に向かっても「おまえ」呼ばわり、言動は常に破壊性を帯びている。そんな掴みどころのない星野と繭美のバディが織りなす、5人の女性に別れを告げるなんとも不思議な数日間を描いた「グッド・バイ」ストーリー。果たして“死よりも深い恐怖”が待つ〈あのバス〉に乗る星野の運命とは…!デビューから10年を経て伊坂幸太郎が到達した痛快な傑作が、連続ドラマでどう描かれていくのか!?

特報映像は頭から布袋をかぶせられ、両手を縛られた3人の男が薄暗い空間で佇むシーンからスタート。突然布袋をはぎとられたことで、殴られた顔があらわに…不安に怯える表情を見せる男、星野一彦(高良健吾)。隠し撮りした女性の写真ファイルを乱雑にめくりながら、トリッキーな表情で星野に毒づくお目付役の怪女、繭美(城田優)。謎に包まれた〈あのバス〉。囚われた5股男の最後の願いとは…!? 気立てのよさそうな笑みが印象的な星野、妖艶な横顔のシルエットが更なる想像を掻き立てる、繭美。どこからともなく流れるジャズ、異国情緒漂う幻想的な風景、ロードムービーを彷彿とさせる映像に注目!

【監督・森義隆 制作の意気込み】
一ファンでもある伊坂幸太郎さんの傑作小説をお預かりし、プレッシャーはありました。でも、「こんなに面白い物語、どう撮っても面白くならないわけがない」と開き直り、主演の高良健吾、城田優とともに、どっぷりと伊坂ワールドに浸かり切った二ヶ月間は、本当に創造的で楽しい時間でした。そして、二人の才能が生み出した“五股男”星野と“怪物女”繭美は、他のドラマでは絶対に出会うことができないと断言できるほど、痛快無比で、個性的で、魅力的な凸凹コンビになったと思います。「バイバイ、ブラックバード」は〈別れ〉の物語です。〈別れ〉のときに訪れる、悲しさとも、寂しさとも、切なさとも形容できない感情は、人生というものの答えでさえあるかもしれません。五股男と怪物女のお別れ珍道中を通して、人生のヒントがたくさん詰まった、宝箱のようなドラマに仕上げたいと思います。伊坂先生。原作よりも面白いドラマになってしまうかもしれません!(汗)

「連続ドラマW バイバイ、ブラックバード」
2018年スタート(全6話)毎週土曜夜10:00 ※第1話無料放送

原作:伊坂幸太郎「バイバイ、ブラックバード」(双葉文庫)
監督:森義隆(映画『聖の青春』、『宇宙兄弟』、『ひゃくはち』ほか)
脚本:鈴木謙一(映画『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』ほか)
出演:高良健吾 城田優

STORY “ある組織”への、多額の借金の清算として「とてもじゃないけど人間の生活が送れない」場所に<あのバス>で連れ去られるという運命が待ち受ける主人公・星野一彦(高良健吾)。そんな星野の願いは、<あのバス>で連れて行かれる前に、5股をかけていた5人の恋人たちに会って別れを告げること。そんな彼のお目付け役として“お別れ行脚”に付き合うことになったのが、怪異な外見と毒舌を発揮する繭美(城田優)。監視役の繭美と共に「大切な人にさよならを告げる」日々がスタートする…!