“ザ・ロック”ドウェイン・ジョンソンが自身の主演映画で学んだ蘇生術で溺れた弟を助けた少年と対面

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Entertainment Weekly

“ザ・ロック”の愛称で知られるドウェイン・ジョンソンは、自身が主演を務めたディザスター映画『カリフォルニア・ダウン』から学んだ蘇生術で溺れていた弟を救助した少年と対面した。Entertainment Weeklyが伝えている。

8月に、米ミシガン州に住む10歳のジェイコブ・オコナーくんは、プールでうつ伏せになって溺れている2歳の弟のディランくんを発見し、すぐに心肺蘇生を開始してディランくんの命を救った。ジェイコブくんは、ジョンソン主演の映画『カリフォルニア・ダウン』で、ジョンソン演じるキャラクターが心肺蘇生を行うシーンを見て救助方法を学んだという。

ジョンソンはこのニュースに感銘を受け、ジェイコブくんと彼の家族を映画のセットに招待したいと述べていた。

そして今回、ジョンソンは、現在カナダのバンクーバーで撮影中の映画『Skyscraper スカイスクレイパー』(原題)の撮影セットにジェイコブくんを招待し、その様子を撮影した動画を自身のインスタグラムに投稿した。ジョンソンは動画で、「君をとても誇りに思っているよ。この子と会うことができてとても光栄だ」と改めてジェイコブくんを称賛した。さらに、ジョンソンは、「ジェイコブくんは僕らが理想とする最高の人物だ」とコメントしている。

Jacob was super nervous and shy the whole time we hung out, so it was fun getting him to laugh and talk. He threw me for an unexpected spin when he showed up on set wearing a shirt that he proudly made with my bull insignia on the front and on the back was the picture of me holding our two puppies, Brutus and Hobbs, after I rescued them from our pool. Seeing that picture on this boy's shirt, got me in the gut. Eventually, we would lose Brutus to heaven, but it wasn't the picture of Brutus that made me tear up, it was the fact that this 10yr old kid, had a heart big enough to put our puppies on his shirt after he saved his little 2yr old brother's life. What a special day. What a special kid. Thanks Jacob for being awesome and for being the kind of person we all aspire to be. ~ DJ

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「ジェイコブくんは僕と会っている間、とても緊張していて恥ずかしがっていたけど、彼と笑って話したのは楽しかった。彼があのTシャツを着て撮影セットに現れたのは予想外で驚いた。そのTシャツは、フロントが僕の象徴である猛牛のマークで、バックは僕が愛犬のブルータスとホッブスをプールで助けたときに2匹を抱えていた写真だったんだ。彼のTシャツにプリントされた写真を見ると、不思議な気持ちになる。結局は、ブルータスは天国へ行ってしまったけど、このブルータスの写真を見ても悲しい気持ちにはならないんだ。10歳の子は僕の愛犬をTシャツにプリントするぐらい十分大きな心を持っていたから、2歳の弟の命を救ったんだ。今日は本当に特別な日だ。そして、とても特別な子どもに会えた。僕らが理想とする最高の人物であるジェイコブくんに感謝したい」

このほかにも、ジョンソンはジェイコブくんの家族との写真も投稿している。

「みなさん、ついに10歳の実在するヒーロー、ジェイコブ・オコナーくんに会ったよ。彼はプールでうつ伏せになっている2歳の弟を発見して救った。握手だけではなくて、勇敢な子どもたちに会ってハグをしたい…そしてここに来てくれたんだ。撮影のため、僕は傷だらけで血まみれだったけど、ジェイコブくんはしぶしぶハグしてくれたよ。『スカイスクレイパー』の撮影セットで過ごしたとても特別な時間だ」

「サプライズ!(お母さんは嬉し涙を流していたよ)。 ジェイコブくんと彼の兄弟のギャビンくんが撮影セットに来てくれた。ウィリー・ウォンカのチョコレート工場みたいだ。子どもたちはチョコレートやおかしを好きなだけ食べられるんだ。なんと全て無料だ。まぁ、誰かがお金を払うんだけど、その役目は僕や子どもたちではないからね(笑)。特別にこの家族を招待してくれてありがとう、『スカイスクレイパー』のスタッフのみんな」

「お母さんのクリスタ・オコナーとのビッグ・ロック・ハグだ。彼女は自分の息子をとても誇りに思っていて、子どもたちがいることに感謝しているということがわかる。彼女は最初「ジェイコブをヒーローと呼ぶのは、私が立派な母親で彼が私の息子だから?」と驚いていたけど、僕は「違うよ、彼は弟の命を救った本物のヒーローなんだ」と答えたよ。そうだ、彼はヒーローなんだ。あなたやジェイコブくん、ギャビンくんに会いたいという僕からの要望に応え、バンクーバーまで来てくれて本当にありがとう、クリスタ。楽しい時間を過ごし、撮影現場に来てくれたことに感謝しているよ」