『ブレードランナー2049』のプロローグとなるショートムービーが公開!主演は『2049』の重要キャラを演じるジャレッド・レト

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The Hollywood Reporter

映画『ブレードランナー2049』のプロローグにあたるショートムービー『2036:Nexus Dawn』(原題)が公開中だ。The Hollywood Reporterが伝えている。

この動画は、オリジナルのリドリー・スコット監督の映画『ブレードランナー』(1982)とその30年後を描く続編『ブレードランナー2049』(10月27日公開)の間に起こった出来事を描いている。

『ブレードランナー2049』の監督を務めたドゥニ・ヴィルヌーヴは、動画の冒頭で「新たな『ブレードランナー』の物語が始まる前に、オリジナルの2019年を舞台にした『ブレードランナー』の後に起こった重要な出来事を描きました」と説明する。

この短編映像『2036:Nexus Dawn』は、リドリー・スコットの次男、ルーク・スコットが監督を務め、ジャレッド・レト演じる『ブレードランナー2049』に登場するネアンデル・ウォレスが主要キャラとして現れる。ウォレスは劇中で、「必然的に地球が破滅していくなか、人間だけが長らく生き残ってきた。数ある星々は我々の希望そのものであるが、それらが陰に隠れているのは、あなたたちが生命の創造を許さないからだ」と主張する。ウォレスは法で禁止されてしまった新たなレプリカント(強靭な肉体と高い知能を持つアンドロイド)の創造を希望しているようだ。

7月に米サンディエゴで開催されたイベント「コミコン2017」では、『ブレードランナー2049』のパネルディスカッションが行われ、2019年のロサンゼルスを舞台にしたオリジナル映画と、その30年後を描いた本作の間のタイムラインを説明していた。

以下がイベントで紹介されたタイムラインだ。

2023年:レプリカント禁止法が発令される。
2025年:ウォレス・コーポレーションが世界的な食糧不足の解消に取り組む。
2030年:ウォレスがレプリカント禁止法撤廃に関する法案成立を援助する。
2049年:デッカードとレイチェルの逃亡から30年が経過。ロサンゼルスが劇的に変化し、コロニーに移住できない人間が置き去りにされ、社会がレプリカントと人間に二分化する。

映画『ブレードランナー2049』は、ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトらが出演し、10月27日に日本で公開予定だ。