第39回モスクワ国際映画祭受賞!中川龍太郎監督『四月の永い夢』日本凱旋上映のためのクラウドファンディング開始!

クラウドファンディングプラットフォーム・MotionGalleryにて、中川龍太郎監督最新作『四月の永い夢』の劇場公開を応援するプロジェクトが開始した。第39回モスクワ国際映画祭にて「国際映画批評家連盟賞」と「ロシア映画批評連盟特別表彰」をダブル受賞し、各国メディアから高い評価を受けたヒューマンドラマである。

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恋人を失った女性のひと夏を描いた本作は、「喪失を単なる哀しみとしてでなく、失うことによって得られる豊かさはないのだろうか」というテーマに挑戦した、現代の再生の物語。主人公の初海役を『神様のカルテ』(’11)『横道世之介』(’13)スタジオジブリのアニメ映画『かぐや姫の物語』(’13)ほか舞台やラジオなどで活動の幅を広げる朝倉あきが、繊細に演じる。その他、初海に想いを寄せる志熊役に三浦貴大、初海の教え子・楓役に「マームとジプシー」の川崎ゆり子が脇を固める。

各界からのコメント

とても繊細な映画で、人間としての本当の気持ちを感じた。この映画は清らかさと明るさがある調和のとれた歌のようなもの。
イリーナ・ラチナ(女優)

第39回モスクワ国際映画祭にて国際映画批評家連盟は、お金で買えるものを賞賛しない映画に本賞の授与を決めました。 むしろ、人生は失うことで学ぶことがあると教えます。 女性である本作の主人公は3年間、人生で行動し続けていく事を止める大きな喪失に直面しましたが、本作監督は、初海が彼女の隠された罪悪感にどのように直面しているかを伝えるため、詩的なイメージと驚きの要素を穏やかなドラマで表現しました。 最終的に彼女はトラウマから脱却し、本当の感情の目覚めと、人生における新たな愛の季節が始まります。私たちは中川龍太郎監督の日本映画『四月の永い夢』に本賞を贈ります。
国際映画批評家連盟(FIPRESCI)

『四月の永い夢』
2018年春全国ロードショー
監督・脚本:中川龍太郎
出演:朝倉あき 三浦貴大 川崎ゆり子 高橋惠子

STORY 「一枚の手紙をきっかけに、真夏の日常が動き出す」
滝本初海(はつみ)27歳。ある日、3年前の春に亡くなった恋人からの手紙が届く。胸に抱えた「秘密」、青年からの告白、教え子との再会。一枚の手紙をきっかけに真夏の日常が動き出す。

《第39回モスクワ国際映画祭 受賞》中川龍太郎監督『四月の永い夢』日本凱旋上映プロジェクト!!
■期間:~11月9日(木)23:59まで