『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督がツイッターを開始!理由はトランプ大統領を非難するため!!

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Entertainment Weekly

映画『セッション』(2014)で注目され、『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー賞監督賞を受賞したデイミアン・チャゼル監督がツイッターを開始した。チャゼルがツイッターを始めた目的は、アメリカのドナルド・トランプ大統領を非難し、“共和党を正気に戻し、大統領の弾劾を求める”ことだそうだ。Entertainment Weeklyが伝えている。

チャゼルは水曜日にツイッターを開始し、「ツイッターを始めることにした。この抗議の声に自分の意見も加えるためだ」と最初に投稿した。さらに、「トランプ政権はナチズムと白人至上主義を公然と支援している。単純なことだ」「私たちは歴史的瞬間を生きている。物事はこれほどはっきりと頻繁には起こらない。権力を持つ立場にありながら、沈黙している人々も同罪だ」と続けてツイートした。

チャゼルの連続して投稿されたツイートは、米バージニア州シャーロッツビルでの暴動を受けて行われた、トランプ大統領の記者会見を非難している。

トランプ大統領は、白人至上主義者やネオナチ主義者、そしてKKKのメンバーが、それらのレイシズムに反対する抗議者と同等と見なした発言をし、「一方のグループが悪く、もう一方のグループも非常に暴力的であった。誰も言いたい人はいないが、今私は言おう。許可なく介入してきたグループが非常に暴力的であったのだ」と述べた。この発言直後、トランプ大統領は政治家や著名人、支持団体、一般市民から激しく非難された。

さらに、チャゼルは、「トランプの経済政策に魅了された有権者は目覚めることになる。一つの国家として、私たちはこの出来事から学ぶだろう」「私たちが今目にしている大規模なモラルの破綻は、新たな改革をもたらすことになる」と投稿した。

チャゼルはツイッターで、ブラック・ライヴス・マター運動、ACLU(アメリカ自由人権協会)、NAACP(全米黒人地位向上協会)、人工妊娠中絶手術や避妊薬の提供などを行うNGO団体“プランド・ペアレントフッド”、民主党下院議員の選出を目指すオンライン団体“スウィング・レフト”への寄付を呼びかけ、一連のツイートの最後には、共和党(GOP)に“このひどく不快なミソジニストでレイシストの弾劾”を要求すると主張している。また、チャゼルは、米テレビ番組「Vice News Tonight」によるシャーロッツビルの最前線のレポートを転載した。