『スター・ウォーズ』シリーズでハリソン・フォードが演じたハン・ソロの若き日を描くスピンオフ映画の監督を務めるロン・ハワードは、本作は「最高の出来になってきている」と語った。The Hollywood Reporterが伝えている。
“ハン・ソロ”映画は、当初監督を務めていたフィル・ロードとクリストファー・ミラーが、ルーカス・フィルムの代表であるキャスリーン・ケネディと脚本を担当したローレンス・カスダンと製作上の意見で対立したことにより6月に降板した。その後、ハワードが本作の監督を引き継いだ。
製作側は、カスダンの脚本から逸脱したロードとミラーの即興的な製作スタイルに否定的であったが、ハワードは、二人の取り組みから、“ゼロから創造する自由”を感じたという。
ハワードは、完全には現場に慣れていないと明かしたが、本作には素晴らしいキャラクターや優れた脚本、キャラクターを生かすことができるキャストが集まっていると述べ、「キャストは若くて素晴らしく、非常に優秀だ。彼らは、頭が切れておもしろいし、キャラクターに愛着を持っている。とてもおもしろい映画ができると思っているよ」と語った。
ハワードは、自身のSNSで製作状況を一部公開することを楽しんでいると語ったが、ネタバレをしないよう、投稿内容に気を配っているようだ。
本作には、若きハン・ソロを演じるアルデン・エーレンライクと、ランド・カルリジアンを演じるドナルド・グローヴァーのほか、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、タンディ・ニュートン、フィービー・ウォーラ-・ブリッジ、チューバッカを演じるヨーナス・スオタモらが出演する。
『スター・ウォーズ』のハン・ソロの若き日を描くスピンオフ映画は2018年5月25日に全米で公開予定だ。