『マッドマックス』シャーリーズ・セロン、フュリオサを主人公にした『怒りのデス・ロード』の前日譚の製作を希望!

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Screen Rant

2015年の映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演したシャーリーズ・セロンは、自身が演じたフュリオサ役を再び演じることを切望しているようだ。新作『アトミック・ブロンド』(10月20日日本公開)のプロモーションでのインタビューで、セロンはフュリオサというキャラクターと彼女の生い立ちを描く前日譚の製作の可能性について語った。Screen Rantが伝えている。

ジョージ・ミラー監督の1979年の映画『マッドマックス』より始まるシリーズ3部作のリブート作品『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、長年製作が難航していたが、大ヒットを記録。2016年のアカデミー賞で6部門を受賞した本作は、撮影方法や、寡黙な主人公マックス役を演じたトム・ハーディのほか、フュリオサ役のセロンの勇ましい演技も絶賛された。次回作として、ミラー監督はフュリオサの生い立ちを描く作品を考えているようで、ハーディはすでにマックス役のオファーを待ち構えているという。

フュリオサというキャラクターに愛着をもっているセロンは、フュリオサを主人公としたストーリーはすでに存在し、その作品は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚となる可能性があると明かした。フュリオサを再び演じることについて、セロンは「喜んで演じたい。3つの脚本が用意されていて、これらはマックスやフュリオサの生い立ちについて描いている。最終的に、これらをどう生かすかは監督のジョージが決定するけど、ワーナー・ブラザースは知っていると思う。ジョージが作品の方針を教えてくれることをみんな待ち望んでいる」と語った。

セロンは、設定されていたフュリオサのイメージを撮影中に変更したことについても語り、「もともとジョージは、砂漠でとある事件が起こって、人々が青白いアルビノに変わってしまうという設定を好んでいた。人々が白い幽霊のようになってしまうのよ。本来、私はアビー・リー・カーショウが演じたキャラクター(ダグ)のような白髪だった。ブリーチしたブロンドヘアに青白い肌、眉毛のない顔にとても似合う色だったんだけど、アフリカのウォーペイントをして撮影することになって、全く違う作品になったわね」と述べている。

ミラーは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の続編は複数におよぶと言及しており、さらには「ブラック&クロームエディション」というモノクロ版も製作されている。片腕を失くした理由など、フュリオサの過去についても興味深いものも多いが、続編や前日譚でセロンやハーディが再び活躍することを期待したい。