「アルプスの少女ハイジ」が実写映画化!花澤香菜、茶風林、早見沙織 が日本語吹替を担当

1880年にスイスで誕⽣してから100年以上に渡って世界中で愛されている不朽の名作「アルプスの少女ハイジ」。懐かしくも新しい21世紀版ハイジとして本国スイスが実写映画化したのが『ハイジ アルプスの物語』。この度日本語吹き替え版のアフレコが終了、日本語ボイスキャストが発表され、同時に吹き替え予告編も解禁された。

『ハイジ』メイン_mini

アルプスの山にやってきた元気いっぱいの少女ハイジ役を『夜は短し歩けよ乙女』の花澤香菜、がんこだけど優しいアルムおんじ役を『名探偵コナン』の目暮警部でおなじみの茶風林、車いすの令嬢クララ役を『聲の形』の早見沙織が声優を務めた。ほか、厳格なクララの教育係ロッテンマイヤー役に本田貴子、ヤギ飼いのペーター役に笹島かほるなど個性ある実力派声優らが参加。吹替え版の演出はベテラン声優でもある千葉繁が務め、アフレコは都内スタジオにて声優が一同に会して行われた。

ハイジ
↑ハイジ役の花澤香菜

オンジ
↑アルムおんじ役の茶風林

クララ
↑クララ役の早見沙織

それぞれがアニメ版でハイジの物語に親しんできたとのことで、役のオファーを受けた時は「まさか自分にハイジを演じる機会があるなんて思わなかったので、とても嬉しかったです」(花澤香菜)、「大好きな作品でしたので、喜びと共に、私に出来るのか?と緊張しました」(茶風林)、「お話を頂いたときは、まさか、と驚くと同時に、とても嬉しかったです。アフレコの際はとても緊張しましたが、ハイジ役の花澤さんをはじめ皆様と掛け合ううちに作品の世界に引き込まれました」(早見沙織)と喜びのコメント。

またアフレコを終えて、「どんな場面でも純粋な心で喋ることに気をつけました。以前スイスに行ったことがあり、そこで感じた空気や景色を思い出しながらアフレコしていました」(花澤香菜)、「世渡りが下手で、まっすぐな故に人間嫌いになってしまったおんじの厳しさ・恐さ、そしてハイジに出会って氷解してゆく心の行方を表現出来ればと思いました。大変な役でしたがおんじ役を演じられた事は大変幸せで、私の役者人生の宝物の一つになりました」(茶風林)、「ハイジと接するときはお姉さんのように振る舞いつつ、それでもまだまだ子供らしさを感じられるような女の子になるよう意識しました。クララは、穏やかでやさしくまっすぐな女の子なので、演じていてこちらもそんな気持ちを貰った気がします。」(早見沙織)と、歴史あるキャラクターに新たに声を吹き込んだ感想を語った。

「ハイジ」サブ

STORY 少女の名はハイジ、アルプスから日本に〈本当の幸せ〉を届けにやってきた。アルプスの山の大自然に囲まれ、ガンコだけれど優しい祖父と楽しく暮らしていたハイジ。ところがある日、大富豪のお嬢様のクララの話し相手 として、フランクフルトの都会へ連れていかれることに。足が悪く車いす生活を送っていたクララは、明るく素直なハイジに励まされ元気を取り 戻していきます。ハイジとクララは固い友情で結ばれますが、ハイジは日に日におんじの待つアルプスの山が恋しくなってしかたないのでした…。

『ハイジ アルプスの物語』
2017年8月26日より、YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国公開
監督:アラン・グスポーナー
原作:「アルプスの少女ハイジ」(講談社青い鳥文庫)
出演:アヌーク・シュテフェン ブルーノ・ガンツ イザベル・オットマン
配給:キノフィルムズ

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