【“ハン・ソロ”監督降板その後】『スター・ウォーズ』のスピンオフ映画を降板した監督が“新たなる希望”を示唆する意味深なツイートを投稿

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The Hollywood Reporter

『スター・ウォーズ』でハリソン・フォードが演じたハン・ソロの青年時代を描いたスピンオフ映画の監督を務めていたフィル・ロードとクリストファー・ミラーは先日降板したばかりだが、ミラーは自身のツイッターで意味深なメッセージを投稿したようだ。The Hollywood Reporterが伝えている。

ミラーは、エドガー・ライト監督の映画『ベイビー・ドライバー』(8月19日日本公開予定)の公開が楽しみだというツイートをまずしたのだが、次のツイートでは「状況は異常なし(Situation normal)」と投稿している。

『スター・ウォーズ』シリーズのファンのなかには、この言葉が、ハン・ソロが劇中で言った台詞だと気づいた人もいるかもしれない。1977年の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、ハン・ソロとルーク・スカイウォーカーとチューバッカの3人が、レイア姫を救出するためにデス・スターに侵入し、一室を封鎖する。そのシーンで、ハン・ソロは敵に見つからないよう時間を稼ぐために、インターホンに向かって「すべて順調。状況は異常なし」と反乱軍に報告している。

↓そのシーンはコチラ

ロードとミラーは、ルーカスフィルムの代表であるキャスリーン・ケネディと『スター・ウォーズ』シリーズの脚本を務めているローレンス・カスダンとの間で、製作方針の意見の食い違いがあり、若いハン・ソロを主人公にしたスピンオフの監督を降板した。後任監督はロン・ハワードが務めることが決定しており、2018年5月の全米公開を予定している。今後、ロードとミラーはDCコミックス原作の映画『The Flash ザ・フラッシュ』(原題)の製作に関わる可能性があるようだ。