『スパイダーマン:ホームカミング』の監督も認めた!『アイアンマン2』に少年ピーター・パーカーが登場しているぞ!!

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Entertainment Weekly

マーベル映画『アイアンマン2』において、アイアンマン(トニー・スターク)がスターク・エキスポの会場で少年を救うシーンを覚えているだろうか? この夏公開予定のマーベル最新作『スパイダーマン:ホームカミング』で、スパイダーマン(ピーター・パーカー)を演じるトム・ホランドは、『アイアンマン2』に登場したあの少年はピーター・パーカーであるというファンが立てた説は真実であると先日認めた

その後、『スパイダーマン:ホームカミング』の監督を務めたジョン・ワッツもこの推測を認めたようだ。スパイダーマンをこれまでのマーベルの世界観に取り込むにあたり、ワッツはファンの視点から過去の全マーベル作品を観直したようで、どのような経緯でファンの仮説を認めたのかをインタビューで詳しく説明している。Entertainment Weeklyが伝えている。

ワッツは、「過去の全てのマーベル作品を観ていて、『スターク・エキスポにいた、アイアンマンのマスクを被ったあの少年がピーター・パーカーだとしたら?』と思い始めたんだ」と語る。ワッツは、「あの少年の年齢は時期的にも違和感がないし、トニー・スタークが大好きだからね。今回『スパイダーマン:ホームカミング』で、『アベンジャーズのバトルの後はどうなっているんだろう? 誰が破壊された場所の処理をするんだろう?』と思い、ダメージ・コントロール(マーベル・コミックに登場する、戦いで破壊された街や建物を復旧させる建設会社)を登場させようと思ったんだ。ダメージ・コントロールを完璧にストーリーに組み込むことはできないから、過去作品にさかのぼってファンの考えに沿ったストーリーを考えた。それで、あの説(『アイアンマン2』でアイアンマンのマスクを被った少年がピーター・パーカーであるという説)が現実となったんだ」と説明した。

ワッツは『アイアンマン2』を観直したことを振り返り、「ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオの社長兼映画プロデューサー)も含めたみんなで映画を観ていたんだけど、『これって矛盾してない?』って確認し合ったよ。ケヴィンは『たぶん大丈夫』と言ったんだ」と述べた。さらに、ワッツは「それから、僕はあの少年がジョン・ファブローの子どもだとわかったんだ。あの少年はマックス・ファブロー君なんだよ」と意外な発見も明かした。「『スパイダーマン:ホームカミング』には、過去のマーベル作品から生まれたパロディがたくさん登場するよ」とワッツは付け加えている。

マーベル映画『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日に日本公開予定だ。

↓『アイアンマン2』での、少年ピーター・パーカーとアイアンマンの対面シーン動画はコチラ