【2020年LAに完成】ジョージ・ルーカス博物館の建設がロサンゼルス市議会から承認を得る

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↑ジョージ・ルーカス博物館のコンセプトアート

The Hollywood Reporter

火曜日、ロサンゼルス市議会は総工費15億ドルにも及ぶ「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」の建設を満場一致で承認した。The Hollywood Reporterが伝えている。

1月、ルーカスは自身の博物館の建設予定地を、彼の地元であるサンフランシスコではなくロサンゼルスに決めたと発表し、ロス市長のエリック・ガルセッティや地元議員はこれを受け入れた。ルーカスの母校である南カリフォルニア大学近くのエクスポジション公園に建設される予定の博物館の起工式は、今年後半に予定され、建設には3年かかる。

「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アートは、私たちの町の文化的展望に新たな世界規模の施設を加えることになり、エクスポジション公園に息を飲むような素晴らしい建築物をもたらすでしょう」と、ガルセッティ市長はコメントした。

博物館は中国人建築家マ・ヤンソンによってデザインされ、7エーカーの広さを誇る館内は、ナラティブ・アート、デジタル・アート、映画芸術の3つのエリアで構成される。常設のコレクションにはデヴィッド・ホックニーやノーマン・ロックウェルの作品があり、『スター・ウォーズ』の記念品や子どもの本のイラストなど、唯一無二の印刷物なども入る予定だ。

ルーカスと妻のメロディ・ハドソンは火曜日に市議会を訪れ、拍手と喝采を持って迎えられられた。ハドソンは、今回の博物館建設は虚栄心から構想したことではないと議会に念押しした。また、ルーカスは「この種の芸術はとても重要で、特に青年期の若者にとって大切なんだ」と強調した。

ガルセッティ市長は「ジョージ・ルーカスやメロディ・ハドソンと共に、ロスにこのような素晴らしいプレゼントをもたらすことができて誇りに思う。そして、ロス市議会がこの先何世代もの市民と旅行者が触れるであろう宝物を承認してくれたことに感謝する」と語った。