佐藤二朗「想像以上」Novel Core主題歌に涙…“右手”の謎が暴走する『名無し』本予告解禁

俳優・脚本家としても活躍する佐藤二朗が原作・脚本・主演を務め、城定秀夫が監督を手がける映画『名無し』の本予告編と、Novel Coreによる主題歌「名前」が解禁された。

本作は、過激なテーマと独特な世界観ゆえに“映像化不可能”とされた原作をもとに、数奇な運命を背負い“名前のない怪物”となった男の狂気と絶望を描くサイコバイオレンス作品。

解禁された本予告編は、白昼の商店街で無差別殺人を行う“名無し”の姿から始まる。被害者は鋭利な刃物のようなもので切り裂かれているにもかかわらず、凶器は一切映らないという異様な状況。鍵を握るのは、彼の“右手”だ。

刑事・国枝(佐々木蔵之介)が捜査にあたる中、やがて“名無し”の過去が明らかになっていく。38年前、警察官・照夫(丸山隆平)に保護された少年、触れるだけで生命を枯らしてしまう不可解な現象、そして幼なじみ・花子(MEGUMI)の存在――断片的な記憶がつながるとき、“怪物”誕生の真実が浮かび上がる。セリフを極限まで削ぎ落とし、“静”の狂気で観る者を圧倒する佐藤二朗の新境地にも注目が集まる。

さらに予告編の終盤では、Novel Coreが手がけた主題歌「名前」も初披露。本作のために書き下ろされた楽曲だ。楽曲を聴いた佐藤二朗は「正直、想像以上。本当に素晴らしい楽曲」と絶賛。「エンドロールで流れたとき、涙が止まらなくなる感情になった」と語り、作品との強い親和性を明かしている。

一方のNovel Coreも「映画に音楽で関われることが嬉しかった」と語り、テーマに据えた“名前”について「名前をつけることは、それをかけがえのないものにしてしまう行為」と哲学的な視点から楽曲制作を振り返った。

佐藤二朗は『爆弾』での演技により日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞し、いま最も注目される俳優の一人。本作ではその評価をさらに塗り替える怪演が期待されている。 

▼本予告編

■作品情報
タイトル:『名無し』
公開日:2026年5月22日(金)全国ロードショー
原作・脚本:佐藤二朗
監督・共同脚本:城定秀夫
出演:佐藤二朗/丸山隆平/MEGUMI/佐々木蔵之介
配給:キノフィルムズ
主題歌:Novel Core「名前」

©佐藤二朗 永田諒/ヒーローズ
©2026 映画「名無し」製作委員会