南沙良、リピーター続出の青春映画の魅力を語る「全員の愛とエネルギーが詰まった作品」

全国公開中の映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』のティーチイン付き上映会が2月13日、新宿ピカデリーで開催され、主演の南沙良と児山隆監督が登壇。公開から約1か月を迎えてもなお熱量を保ち続ける本作について、来場者とのQ&Aを交えながら作品の魅力や撮影秘話を語り尽くした。

会場には複数回鑑賞しているリピーターも多く集まり、満員に近い熱気の中イベントはスタート。南は「公開から一か月経った今でもこうして足を運んでいただけて本当に嬉しいです。今日は楽しくお話できたらと思っています」と笑顔で挨拶。周囲からの反響についても「会う人皆に『万事快調観たよ!』と言っていただけて嬉しい」と語り、作品が広く届いている手応えを明かした。

撮影地・東海村での思い出を問われると、南は「支度場所の近くのショッピングモールにあるガチャガチャが穴場で、恐竜のブレスレットなど種類がいっぱいあった」と語り、児山監督もキャストへのプレゼント話を披露するなど和やかな雰囲気に。さらに監督は撮影地あまや座での再訪問舞台挨拶について「不思議な感覚でした。ミニコミ誌まで書いていただいて嬉しい」と感謝を述べた。

作品の注目ポイントについて南は、劇中の苦労を振り返りながら「味のないパンをひたすら食べ続けていて苦しかった。口の中がパサパサで大変でした(笑)。ぜひ注目して観てほしい」とコメント。撮影中には笑いが止まらなくなる場面もあったそうで、「笑っちゃいけないと思うと余計我慢できなくて」と現場の空気感を語った。

改めて本作への想いを問われると、南は「お芝居をすること、映画をつくることは楽しいと改めて思えた。キャスト、スタッフ全員のエネルギーと愛が詰まった作品だと感じました」と力強く語り、作品への深い愛情をにじませた。

続くティーチインでは観客からの質問が相次ぎ、キャラクターの呼び方や脚本と映像の違いなど制作の裏側について語られた。児山監督は「脚本段階では想像していなかったほど、オール・グリーンズの3人が生き生きと躍動した」と述べ、南も「躍動感や疾走感は想像以上だった」と振り返るなど、映画として完成したことで生まれた“グルーヴ”を強調した。

さらに観客から「ときめきの源流」について問われると、南は「恐竜に限らず、大きくて強い、狂暴なもの。マッコウクジラとか…」とユニークな回答で会場を沸かせた。

イベント終盤、南は「公開から時間が経った今でも作品を届けられて嬉しい。この時間が違った視点で作品を楽しむきっかけになれば。今後も『万事快調』をよろしくお願いします」と呼びかけ、児山監督も「何回観ても違った楽しみ方ができる映画。ロングランを目指したい」と語りイベントは幕を閉じた。

■作品情報
タイトル:『万事快調〈オール・グリーンズ〉』
原作:波木銅「万事快調〈オール・グリーンズ〉」(文春文庫)
監督・脚本・編集:児山隆
出演:南沙良、出口夏希、吉田美月喜、羽村仁成、黒崎煌代、テイ龍進、松岡依都美、安藤裕子、金子大地
主題歌:NIKO NIKO TAN TAN「Stranger」
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公開:全国公開中

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