渡邊圭祐×葵わかな!ゲームがつなぐ街と未来、北海道・釧路発の青春群像劇『2126年、海の星をさがして』公開決定

北海道・釧路を舞台に、ゲームと街の未来をめぐる若者たちの奮闘を描いた青春群像劇『2126年、海の星をさがして』が、2026年3月、ロケ地である釧路にて先行公開されることが決定した。

本作の主人公は、釧路で暮らすゲームオタクの青年・巌。変わり映えのしない日常を送っていた彼は、かつて幼馴染たちと熱中した世界的ヒットRPGゲームの続編において、その舞台候補地のひとつに地元・釧路の名が挙がっていることを知る。上海や釜山といった海外都市と肩を並べる存在として釧路が選ばれている事実に胸を躍らせた巌は、ゲームの世界を通して港湾都市・釧路の魅力を世界に発信できるのではないかと考える。

市場で店を営む母と二人で暮らす巌は、東京から地元に戻ってきた幼馴染の燈や仲間たちと再会し、ゲームの舞台誘致という大きな目標に向かって動き出す。街の未来を背負い、国際プレゼンテーションに挑む彼らだったが、その過程でそれぞれが抱えてきた過去や、思春期から続く心の屈折とも向き合うことになる。最大のピンチを乗り越えながら前へ進む中で、巌が抱えていた“やり残したこと”が静かに浮かび上がっていく。

監督を務めるのは、『ガメラ』シリーズや『デスノート』など数々のヒット作を手がけてきた金子修介。脚本は『夜明けまでバス停で』『「桐島です」』などで知られる梶原阿貴が担当し、ゲームという現代的なモチーフを通して、地方都市に生きる若者たちの葛藤と希望を瑞々しく描き出す。

撮影は2025年9月末から10月中旬にかけて釧路市を中心に行われ、釧路港や和商市場、釧路湿原、阿寒湖畔など、街の象徴的な風景が数多く登場。広大な自然とノスタルジックな街並みが物語と溶け合い、釧路という土地そのものが大きな魅力として映し出されている点も本作の大きな見どころだ。

主演は、本作が映画初単独主演となる渡邊圭祐。ヒロイン・燈役を葵わかなが務め、上川周作、小西桜子、萩原聖人、小林聡美ら実力派キャストが脇を固める。地域活性化と地方創生を目的に立ち上げられたプロジェクト作品として、釧路市民の郷土愛=シビックプライドを背景に描かれる、等身大の青春ドラマが誕生した。

■作品情報
タイトル:2126年、海の星をさがして
公開日:2026年3月20日(金)よりイオンシネマ釧路にて先行公開/以降全国順次公開
監督:金子修介
脚本:梶原阿貴
出演:渡邊圭祐、葵わかな、上川周作、小西桜子、萩原聖人、小林聡美
企画・プロデュース・製作著作:WOWOWプラス
制作プロダクション:レオーネ
配給:渋谷プロダクション

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