「死ななくて良かったんだ、すみれさんは」木村拓哉、胸を震わせる本編映像が解禁

山田洋次監督91本目の最新作であり、松竹創業130周年作品として注目を集める『TOKYOタクシー』より、木村拓哉演じるタクシー運転手・宇佐美浩二が、倍賞千恵子演じるすみれに寄り添う本編映像が解禁された。公開後は 満足度96.1%、口コミ推奨度97%を記録し、「奇跡のような一本」「ここ数年で初めて号泣した」などの声が相次ぐ大ヒットスタートを切っている。

今回公開された本編映像は、ベイブリッジを渡る夕暮れのタクシー車内。壮絶な過去を打ち明け、涙を浮かべるすみれ(倍賞千恵子)に対し、宇佐美浩二(木村拓哉)が静かに語りかける。「いま生きているから、この景色を見ることができるんです。死ななくて良かったんだ、すみれさんは」その優しくも力強い言葉を受け、すみれは「そうね。あなたにも会えたんだものね」と涙を拭い、微笑みを取り戻す。互いの人生がわずか一日の旅でつながり、温かく変化していくことを予感させる、胸を締め付けるような名シーンだ。

本作は、山田組が初めて採用したバーチャルプロダクション方式によるタクシー車内撮影が大きな特徴。周囲のLEDウォールに映し出される車窓に合わせて運転のタイミングを調整する必要があるため、極めて難易度の高い撮影だが、木村は「顔が見えなくても心が向き合っていた」と語り、倍賞も「空中で心のキャッチボールができていた」と振り返る。

『武士の一分』以来19年ぶりに山田組へ参加した木村、そして山田作品には欠かせない名優・倍賞。二人が車内で交わす繊細な感情表現は、これまでのキャリアが積み重なって生まれた“奇跡の呼応”とも言える。

▼本編映像

■作品情報
タイトル:『TOKYOタクシー』
出演: 倍賞千恵子/木村拓哉
蒼井優、迫田孝也、優香、中島瑠菜、神野三鈴、イ・ジュニョン、マキタスポーツ、北山雅康、木村優来、小林稔侍、笹野高史
監督: 山田洋次
脚本: 山田洋次、朝原雄三
原作: 映画『パリタクシー』(監督:クリスチャン・カリオン)
配給: 松竹
公開: 大ヒット公開中

ストーリー:
毎日休みなく働くタクシー運転手・宇佐美浩二(木村拓哉)は、ある日85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)を東京・柴又から葉山の高齢者施設まで送る依頼を受ける。「東京の見納めに寄りたいところがあるの」と告げるすみれの希望で、二人は都内の思い出の地を巡ることに。道中、すみれはこれまで誰にも語らなかった壮絶な半生を打ち明け始め、浩二もまた心の奥に秘めていた思いをすこしずつ見せていく。偶然乗り合わせた二人の“たった一日の旅”が、やがて人生を大きく動かしていく──。

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