現在大ヒット上映中の映画『火喰鳥を、喰う』の大ヒット御礼舞台挨拶が、10月16日(木)に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催された。登壇したのは主演の水上恒司、ヒロインの山下美月、そしてSnow Manの宮舘涼太。終盤には思わぬ“怪異サプライズ”として小野塚勇人が登場し、会場は騒然となった。
この日のイベントでは、映画の“宣伝隊鳥”として注目を集めていた福岡県久留米市・鳥類センターのヒクイドリ(メス・40才)の命名式も実施。ドラムロールの中、水上恒司が開いた掛け軸に現れた名前は「火美(ビミ)」。これに宮舘は「“火”に“美しい”で火美(ビミ)!新しいですね」とにっこり。さらに「映画の内容もくみ取っていただけたのかなって思います」と語り、作品と重なる“炎と美”のイメージに感慨をにじませた。山下美月も「熟女って感じ(笑)」とコメントし、会場は笑いに包まれた。
トークでは、オーディオコメンタリー収録時の裏話も披露。山下が「お2人が『しゃべくり007』の収録の後に来て、親からの暴露とかで疲れてた(笑)」と明かすと、水上が「舘パパは何なんですか(笑)!」と反応。宮舘も「しゃべりすぎて何を話したか覚えてない」と苦笑いし、息の合った掛け合いで観客を沸かせた。
イベント中盤では、突如照明が落ち、会場が暗転。明かりが戻ると観客全員がヒクイドリのお面を着用するという“怪異サプライズ”が! さらに、映画で重要な人物・貞市を演じた小野塚勇人が軍服姿で登場。キャストも観客も予想外の展開に思考停止状態となった。宮舘は「劇中の笑みがすごかったです!」と小野塚の演技を称賛し、現場でも真摯な姿勢を見せた。
イベントの終盤、水上恒司が「この映画が話のきっかけやタネになったら嬉しいです」と語ると、宮舘も深くうなずきながら観客へ笑顔を送った。作品への想いと温かいファンへの感謝がにじむ舞台挨拶となった。
■作品情報
『火喰鳥を、喰う』(大ヒット上映中)
原作:原浩『火喰鳥を、喰う』(角川ホラー文庫刊)
監督:本木克英
脚本:林民夫
出演:水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤健、豊田裕大、麻生祐未/宮舘涼太(Snow Man)
主題歌:マカロニえんぴつ「化け物」(トイズファクトリー)
配給:KADOKAWA、ギャガ
©2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会