公開を目前に控えた映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』(10月17日公開)のサプライズ学校試写会が、當真あみの地元・沖縄県立コザ高等学校で開催された。會場には全校生徒約1,000人が集結。主演の當真あみ、共演の齋藤潤、さらに主題歌を担当したORANGE RANGEが登壇し、熱気に包まれた一日となった。
イベントの幕開けは、ORANGE RANGEによる主題歌「トワノヒカリ」の生歌唱。メンバーのHIROKIは「特別な上映会が僕たちの地元である沖縄県で行われると聞いて、感謝の気持ちを込めて生で届けたいと思いました」と挨拶し、会場を包む温かい歌声に生徒たちはスタンディングオーベーション。会場全体が感動の空気に包まれた。
その後、當真あみと齋藤潤がサプライズで登場すると、生徒たちからは大歓声と拍手が巻き起こる。當真は「映画を観ていただくのが、萌ちゃんや日向くんと同世代の皆さんなので緊張していましたが、温かく迎えていただけて嬉しいです」と笑顔でコメント。齋藤も「沖縄の“熱さ”を感じられて嬉しい」と語り、地元愛にあふれるトークが続いた。
さらに、當真は撮影エピソードとして「同世代のキャストとのシーンはアドリブも多かったんです。手をつなぐ場面や相合傘のシーンは、自分たちで考えながら演じました」と振り返る。齋藤は「初めての恋愛役で緊張したけれど、萌役のあみちゃんとの時間はすごく幸せでした」と照れながら語り、生徒たちからは歓声が上がった。
RYO(ORANGE RANGE)は主題歌制作について「映画を観てから曲を作り始めたのは初めての経験。メンバー全員が涙しながらの制作でした」と明かし、作品と音楽の強い結びつきを語った。
イベント後半では、生徒から「受験勉強を応援してほしい」というリクエストが飛び出し、當真が「プレッシャーや苦労もあると思いますが、努力は絶対に無駄になりません。自分を信じて頑張ってください!」と力強いメッセージを送る場面も。
最後に齋藤は「同じ高校3年生として、皆さんの熱いエネルギーに刺激をもらいました。映画館でも観てください!」と呼びかけ、當真も「萌と日向のように、自分を信じて力強く人生を進んでください!」と締めくくった。会場は拍手と歓声に包まれ、沖縄の空に温かな余韻が広がった。
■作品情報
『ストロベリームーン 余命半年の恋』
2025年10月17日(金)全国公開
原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
脚本:岡田惠和
監督:酒井麻衣
音楽:富貴晴美
主題歌:ORANGE RANGE「トワノヒカリ」(Sony Music Labels Inc.)
出演:當真あみ 齋藤潤/杉野遥亮 中条あやみ 田中麗奈 ユースケ・サンタマリア ほか
配給:松竹
©2025「ストロベリームーン」製作委員会