2025年10月10日(金)に日米同時公開となるディズニー最新作『トロン:アレス』。公開を目前に控え、9月29日、東京の夜景を一望できる会場でスペシャルイベント「東京侵食ナイト」が開催された。本作のテーマである“AIが現実世界を侵食する”という世界観を再現した演出の中、お笑い芸人のカズレーザー(メイプル超合金)とスギちゃんがゲストとして登場し、熱気あふれるトークで会場を盛り上げた。
イベントでは、ディリンジャー社による“究極のAI兵士”のプレゼンが始まると、ステージは一気にデジタル空間さながらの光と音に包まれた。その終盤、黒マスクに真っ赤な衣装をまとった“AIカズレーザー”が登場。さらにブルーデニムが赤く染まったスギちゃんも現れ、「赤も欲しかったから有難かったぜぇ!持って帰るぜぇ(笑)」と得意のスギちゃん節を披露。
これに対してカズレーザーは、「AI兵士って、倒されてもすぐ再生されちゃうんでしょ。そんなやつをどうやって倒したらよいのか…考えただけでゾッとする」とコメントし、映画の設定をユーモアを交えて語った。
二人は揃って『トロン』シリーズのファンであることを明かし、カズレーザーは「80年代の時点でフルCGで行けるんだという発想がすごい。『トロン』は未来のイメージを作っちゃった作品」とその革新性を熱弁。一方スギちゃんも、「信じられない発想力に食い入るように観てしまった」と興奮気味に語り、「『トイ・ストーリー』が生まれたのも『トロン』のおかげ」とその歴史的意義を強調した。
イベントでは、シリーズの象徴的存在であるバイク“ライトサイクル”の進化についてのトークも展開。カズレーザーは「“あれ?空まで飛んじゃうの?”っていう進化系が出てくる。しかも現実世界まで来るわけですから、“我々に逃げ場なくね?”ってくらい」とユーモラスに語り、大きな笑いを誘った。スギちゃんは「速すぎるから後ろに乗りたい」と“ワイルド”らしからぬ弱音を吐きつつも、会場を和ませた。
トークはさらに“AIとの付き合い方”へと広がり、スギちゃんは「まだスギちゃんレベルには達していないAIに安心している」と笑わせる一方で、カズレーザーは「エンタメ界はAIとどう向き合うかが大事。この映画にヒントが隠されているかもしれない」と真剣に語り、作品への期待をにじませた。
■作品情報
タイトル:『トロン:アレス』
公開日:2025年10月10日(金)日米同時公開
監督:ヨアヒム・ローニング(『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、『マレフィセント2』)
キャスト:ジャレッド・レト(『スーサイド・スクワッド』)
原題:『Tron: Ares』
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.