キアヌ・リーブスのレベルアップに監督「まだ生きてる」と大絶賛! 『ジョン・ウィック:チャプター2』ジャパンプレミア舞台挨拶

『ジョン・ウィック:チャプター2』のジャパンプレミアが6月13日、東京・六本木ヒルズTOHOシネマズにて行われ、来日した主演のキアヌ・リーブス、監督のチャド・スタエルスキが登壇。この来日を記念して、今年芸能生活50周年を迎える日本歌謡界の生きる伝説、和田アキ子がお祝いに駆けつけた。

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本作は2015年に日本公開され、スマッシュヒットを記録したキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』の続編。全米では2月10日に公開され、前作の2倍以上の成績(約3千万ドル=約30億円)をあげ、オープニングからたった8日間で前作トータル興収(前作総興収約4.3千万ドル)超えの約4.6千万ドルという大ヒットを記録した。監督はチャド・スタエルスキが続投し、主演キアヌ・リーブスほか前作とおなじみのキャストに加え、真打登場とばかりに『マトリックス』の盟友ローレンス・フィッシュバーンも参戦する。

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劇場を走り抜けるよう壇上へ上がったキアヌは「今日は本当にありがとうございます。すごくワクワクしています」と挨拶。アクションについて聞かれた監督は「『2』ということで、キアヌをレベルアップしなければならなかった。5ヶ月間、みっちり訓練してもらいました。柔術、柔道、サンボ、ガンフー、カンフー、そして格闘、あるいは落とされるなんて訓練もありましたけど、それでもまだ生きているんですよ」と強靭なキアヌを大絶賛。お気に入りのシーンを聞かれたキアヌは「それはとても難問」としながらも、「まず、ガン。銃撃だったり、銃を扱ったアクションですね。廃墟的な場所でピストル、ショットガン、ライフルを次々と使った闘うシーンがあるので、そこはぜひお見逃しなく」と見どころを語った。

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そして本作の全米大ヒットを受けて、シリーズ第3弾の発表があったことが告知されると、会場のお客さんはヒートアップ! キアヌは「チャプター3が作られればいいとは思ってますけど、それは観客の皆さんにかかっています。『2』を気に入ってくだされば『3』も作ることができますから」とコメントし、観客からさらに大きな拍手を浴びた。また『マトリックス』以来の共演となるローレンス・フィッシュバーンについて聞かれると「彼に『ジョン・ウィック、良かったよ』と言われたので、『続編に出ないか?』と聞いたところ、『ああ、いいよ。脚本を送って』と言われたので、すぐに監督に話した」と明かし、監督は「メールを送ったら、一時間後には『やる』という返信をもらって、一週間後には撮影に入った」と本作の裏話を語ってくれた。

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終盤では歌手の和田アキ子がお祝いに駆けつけ、キアヌと監督に花束を贈呈。3人でヒット祈願の鐘を鳴らす一幕も。最後にキアヌは「本当に今日は皆さん、ありがとうございます。映画を楽しんでいただけることを願っておりますし、また、新しい作品で再会したいと思います」と、イベントを締めくくった。

『ジョン・ウィック:チャプター2』は、7月7日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開!

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<あらすじ>伝説の殺し屋ジョン・ウィックが繰り広げた壮絶なる復讐劇から五日後――。彼の元にイタリアン・マフィアのサンティーノが姉殺しの依頼にやってくる。しかし平穏な隠居生活を望むジョンは彼の依頼を一蹴、サンティーノの怒りを買い、想い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう。愛犬と共に一命をとりとめたジョンはサンティーノへ復讐を開始するが、命の危機を感じたサンティーノに7億円の懸賞金を懸けられ、全世界の殺し屋に命を狙われることになる。

『ジョン・ウィック:チャプター2』
7月7日(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス コモン ローレンス・フィッシュバーン ルビー・ローズ
配給:ポニーキャニオン

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