岡田准一×有村架純×役所広司 映画『関ヶ原』本ビジュアルが 公式サイトで解禁

世代を超えて熱烈なファンを数多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎原作「関ケ原」。現在までに単行本・文庫を合わせた累計発行部数が590万部を超える国民的“ベストセラー”が、『日本のいちばん長い日』で第39回日本アカデミー賞優秀作品賞、及び優秀監督賞を受賞した巨匠原田眞人監督の手により初の完全映画化され、8月26日(土)全国ロードショーとなる。

関ヶ原の戦い――それは、戦乱の世に終止符を打ち、後の日本のありようを決定づけた。秀吉亡き後、豊臣家への忠義から立ちあがる石田三成(岡田准一)と、天下取りの野望を抱く徳川家康(役所広司)。両雄はいかにして世紀の合戦に向かうのか? そして、命を懸けて三成を守る忍び・初芽(有村架純)との、密やかな“愛”の行方は?権謀渦巻く中、“純粋すぎる武将”三成を中心に、忠誠を誓う島左近、両軍の間で揺れる小早川秀秋など武将たち、彼らを取り巻く女たちの“未来に向けた”戦いが幕を開ける。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画『蜩ノ記』以来の本格時代劇出演となる岡田准一、これまで数々の歴史上の人物を演じてきたが徳川家康役は初挑戦となる役所広司、本格時代劇初、さらには殺陣などのアクションにも初挑戦の有村架純と、まさに現代の日本映画界を賑わす豪華キャストが大集結。。

このたび、鉄砲隊や騎馬隊が入り乱れる戦火の中、【「愛」と「野望」、激突!】のコピーとともに、これから始まる一世一代の戦を前に、甲冑を身に纏い真剣な眼差しをうかべる岡田准一演じる石田三成と、役所広司演じる徳川家康を中心とする世紀の合戦「関ヶ原」へと挑んだ者たちが一同に介した、豪華本ビジュアルが公式サイトでついに解禁となった。

また本ビジュアル解禁と共に、原田眞人監督は25年もの長きにわたり熱望し続けた「関ヶ原」を映画化したことについて、「【関ヶ原】は司馬遼太郎合戦文学の傑作です。映画化ミッション・インポッシブルの世界でもあります。しかし、天下悉く利に走るとき、理念をもって流れと逆しまに走った男たち女たちの合戦を映像化するのは、この混迷と理不尽の時代を生き抜くための「正義」であると、サンチョパンサを従えたドンキホーテのように老骨背筋を伸ばして考えました。正義とは一言で言えば、人間の価値です。石田三成のテーマ「大一大万大吉」とは人類として、個人として、人間として生きるための指針なのです。三成は「今」を生きています。それが波乱万丈戦国絵巻の気と心です。演技合戦、合戦映像、合戦音楽、すべて勇壮超一級。大画面大音響で、存分に斬り結ばれよ!」と本作に対する想いを寄せている。

そして8月中旬から2か月半行われた撮影では、京都・東本願寺、彦根城など各地の名だたる国宝級・歴史的建造物でロケを敢行。エキストラ総数3,000人規模、延べ400頭にも及ぶ騎馬や鉄砲隊が入り乱れる合戦シーンは、大迫力の映像となってスクリーンに映し出される。

これまで語られてきた「関ヶ原の戦い」を新しい解釈で描く本作は、石田三成を「正義を信じ、愛を貫く純粋すぎる武将」として中心に据え、徳川家康を「野望に燃え、天下取りを目論む武将」として対極に置き、関ヶ原の命運を握る小早川秀秋もこれまでのイメージとはまったく違う「義を貫こうとする武将」として描いていく。

さらに初芽(有村架純)や蛇白(伊藤歩)、北政所(キムラ緑子)など女性たちも戦いの命運を握る重要な役回りとして、物語に深みをもたらし、史上最大の合戦「関ヶ原」に向かう、武将たち、女たちの“未来に込めた想い”が、誰もが知る「関ヶ原」の誰も知らない「真実」として描かれている。

関ヶ原

『関ヶ原』
監督・脚本:原田眞人 原作:司馬遼太郎「関ケ原」(新潮文庫刊) 製作:「関ヶ原」製作委員会
出演:岡田准一 有村架純 平岳大 東出昌大 役所広司 
配給:東宝 アスミック・エース 

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『関ヶ原』公式サイト http://sekigahara-movie.com/ 

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